「死ぬまでに観ておきたい世界の絵画1001」

絵画には暗い俺だが、とりあえず死ぬまでに見ておいた。

古代エジプトの壁画から現代の西洋絵画(バンクシーも入ってる)までを網羅するが、最初は、自然や人間を描写する平面的な絵から、神との関係を描く宗教画(耶蘇教)、人間そのものをそのまま描いた人物像・自画像、自然を描いた絵、そして、抽象画やデザイン画等、歴史と共に徐々に“表現”へと進化していく。

俺も知ってる有名な画家、アーティストの絵をはじめ、人間は、時に文字よりも先に、豊かに絵を描くことによって人間を表現して来たのだ。

写真のない時代には、そのまま描かれた絵を見て、皆驚いただろう。写真や動画の時代には、例えそのまま描いたとしても、見る者に何を訴えかけるのか、で価値が決まるような気がする。

印象派、渦巻派、写実主義、象徴主義、表現主義、ルネサンス、古典主義、自然主義、浮世絵、キュビスム、アヴァンギャルド、アール・ヌーヴォー、グラフィティアート、ポップアート、マニエリスム、ミニマリズム、シュールレアリズム、未来派、モダニズム、耽美主義、ロマン主義、ゴシック、ロシア構成主義、リトグラフィー…実に様々なジャンルが生まれている。

これだけ掲載されてると、どれが一番好き?と言われても決めかねるなぁ。絵の描かれた背景や画家の意図するものがわかれば理解が早いだろう。俺が目を引くのは、やはり死をテーマとした暗い抽象画かエロチックなものかな(笑)。


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TOMOKI
脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。