【古典邦画】「月曜日のユカ」
1964(昭和39)年の日活作品「月曜日のユカ」。Amazonプライムにて。
監督は中平康だけど、この監督はくだらない演出の駄作が多いので、期待はしなかったが、案の定…だったなぁ。
当時、18歳という設定の加賀まりこさんの、キュートでコケティッシュな小悪魔的魅力を全面に出したと思われるけど、いかんせん監督に演出の才能がないので、単なる“イタい”だけに終わっており、とても残念である。
横浜を舞台に、同年代のボーイフレンド(中尾彬)の他に、パパと呼ぶパトロンもいる18歳の女の子ユカの刹那的な生き方を描く。
ユカは誰とでも寝るが、キスだけは絶対にさせない。
金持ちのパパが、なんと等々力警部(加藤武)なんてなぁ。ラスト、ユカと踊って、足を滑らせて、海に落ちて死ぬなんて、なんだよ。
確かに、自由奔放でありながら、純粋無垢であるユカは、男を喜ばせるのが生き甲斐だというが、こういう天真爛漫な小悪魔的女の子は本来、無意識的に策略家であり、空虚でもあり、頭が良いもの。しかし、この監督の映画では、ちょっと頭の弱い女の子のように描かれている。
奇を衒ったような技法も、イライラさせられるだけである。くだらない。
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