塚原古墳公園
車のつけっぱなしのラジオを聴いて行きたいなぁと思った「塚原古墳公園」(市内南区城南町)。
九州縦貫自動車道の工事の際に発見されたらしい。つまり高速道路(塚原トンネル)がすぐ真下を通過しているのだ。
だだっ広い青草生い茂る敷地に、77基もの古墳があるわけだが、こんもりとオッパイみたいな盛り上がり(周りは溝)がボコボコとあるだけで、歩いて見て回るのも、既に暑くはなくて風が涼しくて気持ちがいいのだが、面白味がなくなり退屈しかけた時に資料館が目に入った。
公園だから、桜やアジサイ、コスモスなど季節の花が咲き誇ってたら癒されて見応えもあったかもしれん。
資料館には、予想できるように出土した土器や資料等が展示してある。
古墳は4〜6世紀のもので、昔から存在だけは知られていたらしい。
復元された目立つものは77基だけど、未調査のものを含めて周辺には約500基もの古墳があるという。スゲ〜な。
公園の端の方にデカい前方後円墳があったから、それが権力者で、周囲が配下の者の古墳だろうな。熊本地震で一部崩れた古墳も少なくない。
とにかくココに一大集落があったのは確認されているようだ。
まあ、古代人の墓だから霊園みたいなものだけど、こういう歴史を知る醍醐味って、何年にどこどこで何があったという事実よりも、当時の人々がどう喜怒哀楽を表してたのか、つまりは何を思ってたのか、我々との共通点があるのか、どんな日常を過ごしてたのか、もっといえば、当時の男は、どんな女が好みで、どう口説いて(女はどう誘って)、アソコを勃ててコトに及んだのかまでが想像できて明らかになることに尽きるね。人間の観察だよ。例えば、古墳の中に花の花粉等が残ってれば、花を捧げて悲しんだのだなぁ、みたいにね。
また写真いっぱい。↓
脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。