【古典邦画】「赤い蕾と白い花」

Amazonプライムで、“あなたが興味のありそうな映画”と出て来た、1962(昭和37)年の作品「赤い蕾と白い花」。監督は西河克己。

吉永小百合さんと浜田光夫くんコンビの、フレッシュで、ほのぼのとした、明るい青春讃歌であった。原作は石坂洋次郎の小説。

百恵・友和みたく、当時、小百合・光夫コンビの映画ってたくさん作られたのだろうか?

俺には、なんといっても、若い17歳の小百合さんの元気な魅力が素晴らしく思えるね。少々、ぽっちゃりだけど。小百合さんが、医者に胸をはだけて、「私のお乳、年相応に発達してるかしら?」というシーンがあって、なんとも言えないねぇ。

田園調布に住む裕福な家庭の、片親しかいない娘・息子同士が、親の交際を経て結ばれるまでの、純な、反抗するような恋愛模様だな。小百合さんの母親役が高峰三枝子だ。

真面目に言うと、当時の、まだ古い、社会における女性の地位と価値観の中で、大人になるのが早い女の子の、一途な愛情の深さと、支離滅裂な面もある危うい若さを表したものといえる。

枯れて汚れたジジイにはちと眩し過ぎた。

親が乗ってる車が、スバル360で時代を感じるね。


脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。