【洋画】「ロミオ+ジュリエット」

「ロミオ+ジュリエット(Romeo + Juliet)」、バズ・ラーマン監督の、1996年のアメリカ作品。

レオナルド・ディカプリオがロミオ、クレア・デインズ(彼女はフィリピンをdisったため、フィリピンは永久入国禁止となってる)がジュリエット。

Amazonプライムで、「ロミオとジュリエット」を検索したら、最初にコレが出て来た。

もちろん、シェイクスピアの戯曲が原作だが、時代設定を現代とし、対立する両家が、多分、南米のマフィア一家同士。その、モンタギュー家とキャピュレット家は、常に抗争をしており、街を巻き込む銃撃戦も頻繁に起こってた。

モンタギュー家の末の息子ロミオと、キャピュレット家の末の娘ジュリエットが、パーティで出会い、お互いに激しく愛し合うという訳だ。

通りで、セリフが詩のように大袈裟で文学的なのだ。「ウエスト・サイド物語」の元ネタでもあるんだよね。

現代版のオシャレなセットに、大袈裟なセリフとシツコイ演技、激しい喜怒哀楽で、イケイケの甘いマスクのディカプリオ様がチョー熱演。

現代的なアレンジは良いのだが、セリフが戯曲通りで古いため、ちょっとヘンな感じもする。パロディかコメディに見えないこともないね。

ラスト、ジュリエットが死んだと思ったロミオが絶望して毒を飲むが、すぐにジュリエットが目を覚まして、あ、生きてたのか…でも、遅かったと死んでいくロミオ。それを見て銃で頭を撃つジュリエット。そりゃねえだろ。原作もこうだっけなぁ。


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TOMOKI
脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。