【古典映画】「恐竜100万年」
1966年の英ハマー・フィルム「恐竜100万年(One Million Years B.C.)」(ドン・チャフィ監督)。
恐竜がいる石器時代の人の物語。
人間がまだ、言葉を持たない原始時代が舞台。
ある部族から出た若者が、放浪の末に海岸に辿り着いて、別の部族と出会う。
襲ってきた恐竜など巨大生物を倒したことで部族に迎えられた若者だが、ヤリの取り合いで、また部族を出ることになる。
しかし、彼を慕う女が一緒について行く…。
まず、人間は新しいものを目にするとすぐに自分のものにしようとするね。狩りで獲った動物も平等に分けることなく、力のある者がほとんどを奪う。
部族間でも争い事が多くて、何かといえば、すぐにケンカになってる。つまり、争う(戦争)ことは原始時代からの人間の本質なのだということが、創造の世界の映画だけど、よくわかる。
ラスト、争ってるうちに火山が大噴火を起こして、溶岩に飲まれて、多くの人が死んで、生き残ったわずかな人々がまた放浪の旅に出るのだ。←宗教的だ。
…は良いとして、海の近くにいる部族の女たちが、美容院でセットしたようなキレイなパツキンでメイクバッチリ、巨乳でめっちゃスタイルも良くて、纏ってる布もビキニ風で、美人でセクシーで…原始人なのにいくらなんでもあり得ねえだろう。そういやボンドガールみたい。
恐竜も、なんとかサウルスが出てくるが、イグアナや亀は実物を巨大化して合成しただけだな。でも、古いフィルムで撮った恐竜の動きは特撮みたく味があって良いね。
ということでエクスプロイテーション・フィルムで決まり。恐竜の動きと美しい女の肉体がキモで売り。本来、映画はワクワクさせる見せ物であることを思い出させるよ。
途中にチラッと出てくる、あの猿人はなんだろう?
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