「現代哲学事典」
知的スノビズムを気取りたい俺は、格安でこういう本を見つけたら、絶対にゲットするのだ。そして、わかろうとわかるまいと一応、少しづつ、数ヶ月かけて読み切ったのだ。
昔の本だから、著者は多分、もう故人だろうけど、50音順に西洋から東洋まで、(当時の)哲学の様々な455項目の語句について、丁寧に解説している”読む事典“だ。
個人的な満足だとしても、読むのにも、とりあえずは“考える”のだし、全く意味をなさないということはないだろう。こう考えるのも、哲学は読者の理解がなければ成り立たないという思いがあるからだ。
全てがホワイトニング化し、簡略・簡素化される時代に、古代の人は、人間とそれを取り巻く世界をどのように理解し、解釈し、時に行動して、自分なりに体系化した思想を組み立てていったのか、を知ることこそ、自分というものを認識するのに役立つのではないか。
哲学自体には、普遍的な意味や存在価値などない。触れた個人の内で意味や価値を見出すものである。
なぜ生きるの?生きてるの?存在してるの?世界は、社会にはどんな意味があるの?…苦悩して考えるからこそ人間なのだ。
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