【サイレント映画】「セブン・チャンス」
チャップリン、ロイドと並ぶ、1920年代の米サイレント映画“三大喜劇王”のバスター・キートンの映画を観た。Amazonプライムにて。
「キートンのセブン・チャンス (SEVEN CHANCES)」(1925年・アメリカ)。コレも淀川長治さんが選ぶ「究極の映画ベスト100」に入ってた。
恋する女性にプロポーズもできず、友人と経営する会社も傾いてて、とにかく不幸な内気の青年ジミィ。
しかし、もし彼が27歳の誕生日までに結婚すれば700万ドルという莫大な遺産を受け取れることが弁護士から伝えられた。
誕生日は本日で、すぐに結婚しないと遺産を失ってしまう。
まずは恋する女性のところへ行くが「お金が目的なのね!」とフラれてしまい、次に、手当たり次第に出会った女性にプロポーズするが上手くいかずに、ついに友人は新聞に花嫁募集の広告を出す。
すると指定場所の教会にはたくさんの女性が集まってくる…。
活弁入りのサイレントなのだが、花嫁探しのドタバタ喜劇で、テンポ良くストーリーが展開していく。決して飽きさせずにメッチャ面白い。
なんといってもスタントなしの、けっこう危なっかしいアクロバチックなアクションをキートン本人が演じてるところ。彼の身体能力はジャッキー・チェンを上回るくらいだ。CGなしだもんなぁ。小さな身体でホントにチョコマカ動く。
教会に集まったエキストラの女性、数千人くらいいて(そう見える)、キートンを追いかけて、町中の道路を埋め尽くす様は圧巻だ。よくこんな画が撮れたなぁと感心する。
ラストは結局、恋する意中の女性と結ばれ遺産も手に入れて、ハッピーエンドだが、やっぱりキートンは何があっても無表情で、能面のように感情を表に出さないね。
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