彼岸花
今年は異常な暑さだからか、彼岸花が見れないね。花を開いているのを見ても、なぜか汚らしい。
昔々、まだ土葬だった頃、埋めた遺体がモグラなど動物に荒らされるということで、周りに毒のある彼岸花(曼珠沙華=あの世の花)を植えたという。
そこから彼岸花は“不吉な花”と言われるようになったと。
彼岸花は、茎がスッと伸びて、先端にキレイな花が咲くが、葉っぱは地面に近く一緒に見られないという奇妙な性質もあって、不気味なことから“死人花”や“地獄花”とも呼ばれるらしい。
花と葉っぱが別ということもあって、“捨て子花”や“親殺し花”とも言われた。
毒といっても、そんなに猛毒ではないが、花から茎、葉っぱ、根、全てに毒があるという。
赤い彼岸花の花言葉は「情熱」「独立」「再会」「諦め」「悲しい思い出」。白、黄、青は別。
ということで、キレイだけど不人気な彼岸花、日本らしくて俺は好きになった。
脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。