還暦
漱石ちゃんの言う通り、バカでノンキな俺でも、心の奥底には哀しい切ないモノがあるのだよ。
二流の人間は群れになびき、一流の人間は孤独を愛するのさ。
Happy Birthday 俺様。
あーあ、ついにsixtieth birthdayのnice ageとなったのだ。こんな還暦がある?
母上様、父上様、出会いはなく別れを経験して、やっとココまで来ましたよ、だ。
右片麻痺の第二級身体障害者となってAnniversaryの丁度10年、もうグチるしか術がない。
ほとんど何もせずに、ただ流されるままに、ラッキーだけで、無為に歳を重ねたように思えてしまって、今更、反省をしてもしょうがないから、深く心に感じ入るように、今の自分を想うしかないだろう。
人はどんなにツラいことがあっても、月日が経てば、徐々に忘れて回復するから生きていける。従って、忘れるということはとても素晴らしいことであるが、歳を重ねると、新しい経験をすることが少なくなるので、過去を引きずって、忘れることが困難になって来るから厄介である。
もう他人をdisることも、誰かのせいにすることもできぬ。全ては自分なのだ。自分本位だ。
60年という時間は、記憶によって長くなったり短くなったりするけど、記憶は自分本位でいくらでも改竄できるものだ。そして、明日への足掛かりにできる。これまでの人生に意味を見出すとすればソレしかない。
あくまで自分を主人公に、今の自分にできることは何かを認識し実行して、なるべく、許容性と包容力、優しさ、ストイシズム、それに無常感を忘れずに、また無為に歳を重ねるしかないであろうと、今日の時点では考えるものである。
何歳になっても、アニバーサリー的なことをやりたいお子ちゃまな俺。アッハハ。
ありがとうございます♪
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脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。