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出会いがすべて。

こんにちは。関西の大学に進学している4回生のとももちです。部活・病院実習をしながらでも満足し納得した就職活動を出来た私の体験を時系列順に書いてみました。是非参考にしてもらえたら嬉しいです。


【昨年の5月下旬】
「自分のなりたい姿とは」。この問いを考え続けた就職活動でした。本来であれば就職活動をする予定はなかったです。しかし、コロナウイルスによって病院実習がなくなる可能性が出てきて、私の中では実践での経験がないままに現場で働くというのがどうも腑に落ちることが出来ず、将来への不安を抱いていました。その時に緊急事態宣言が出され、部活動も完全に休止し、時間が出来たこともあり、部活のOBさんが就職活動セミナーを開いてくださり、そこでinteeに出会いました。そのセミナーを受けて、将来のこと、自分は何に関心があるのか、そのためにどういう力が必要なのかを考えるようになりました。これが私の就職活動のスタートです。
就職活動はこれを期にスタートしたものの、やりたいことは特になくて、携わってきたことがスポーツだったので、何の論理も考えず、自分はスポーツ業界に行くものだと決めつけて、そこから自分の成し遂げたいことなどを考えていました。inteeの自己紹介の部分もスポーツに関連付けて書いていて、企業研究も有名スポーツメーカーばかりで本当にスポーツ業界しか見ていなかったです。

【昨年の7~9月】
その中でもメンターの方が紹介してくれる企業やinteeでスカウトをしてくださる企業はスポーツ業界の企業でなくても積極的に面談をするようにしていました。色んな企業の話を聞いて自分に合うところはどこなのか、社会人の人は何を考えているのかを1~2時間くらいかけて知れるのが楽しくて、その頃は部活も再開していたので回数は少なかったですがスキマ時間に面談を入れていました。

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【昨年の11~12月】
面談は毎回新たな発見もあって、楽しく過ごしていましたが、私の優柔不断な性格もあり、どの企業も良く見えてしまい、去年の秋から冬にかけて自分の企業選びの軸が見当たらなくなっていました。その時期に内定先の御社が個別の就活相談会を開いてくれるという案内を受け、参加希望を出しました。そこではまず、「自分史」という1歳のころから今までの自分を振り返り、その時々に印象に残っていること、何故それが印象的なのか、そこから得たものは何かを記入しました。それを面談当日に見せて、更に深堀りをして、私が大切にしないといけない企業選びの軸を一緒に探してくださいました。私の企業選びの軸で外せないものは「環境/人軸」でした。振り返ると中学・高校・大学と部活動を選ぶ時も同じで、やりたいことははっきり決まっていなかったけれど、身体を動かすのが好き・面白そうなこと・部活の雰囲気で判断していました。それと就職活動のレベル感は違えども、大切にしているのは同じで、やはり企業内の雰囲気・上司(周りの人)の性格、関係性でした。熱量高く一人一人が本気でなりたい姿に取り組み、縦横のコミュニケーションが自由に取れて、尊敬できる人がいる環境。(私の中での尊敬できる人とは、自分の軸がはっきりしていて、自分勝手ではなく人の意見も聞き、相談にものってくれる親しみのある人です。)これが外せないものであると去年の12月に見つけた軸でした。しかし、企業のHPを見るだけでは雰囲気というものは分からず、説明会であったり面談・面接をする中で判断していくこととなりました。

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【今年の1~2月】
企業の軸は見つかったものの、自分の就活軸はスポーツしか見ていなかった時から変更していなくて、考え直さなげればいけませんでした。その時に考えていたのが「なりたい姿」でした。自分の直したいところはどこか、何をしているときが楽しいのか(それは何故が)、今までで嫌だったこと(何故嫌だったか)、自分が社会に対して感じている問題意識とはどこか、社会に対してどういう影響を与えたいのか、これらを中心に考える日々が続きました。今まで社会に関心のなかった私が社会に対して感じる問題点とは何か考えるのは簡単ではなかったです。しかし、ここでも企業との出会いがありました。その企業が問題としているのは「日本人の幸福度が低いこと」であり、話を聞いた時に私も人の幸福度を上げるために仕事がしたいと強く思うようになりました。また、その企業が出版している本を頂き、帰り道に読んでいて、胸に刺さった言葉がありました。「周りが気になるということは、理想や志をいった人生の目的がないからだ。自分自身の人生を歩んでいる者は身近な人間を競争の対象としない」。私自身も小学校から中学校までは周りを気にしすぎて自分らしく生活できていなくて、楽しくなかったです。(このときが人生で一番戻りたくない時です。)しかし、高校からは部活でも自分なりの目標をしっかり持って取り組むことが出来、周りを気にせずに自分らしくできていたという経験もあり、この言葉に共感したのだと考えています。この言葉を受けて、志や人生の目的がないが故に日々の生活が楽しくなくて、幸福度が低くなっているのではないかと自分なりに考え、「人の人生・岐路に関わり、一つでもプラスになれるような存在になる」という自分のなりたい姿を見つけることが出来ました。そして、そのなりたい姿になるために必要なことは何か深堀りをしていきました。(私の場合だと、影響力・発言力ひいては自分自身に自信を持つこと)これを決めれたのが今年の2月です。
軸を決めてからは人の人生に関われる企業、そこで働いている人がいきいきとして自信を持って働いているかを中心に企業を見ていきました。inteeのメンターの方と一ヶ月に一度は話をして再度ブラッシュアップをしたり、企業を紹介してもらったり、中々、内定をいただけなかったのでそこに対しての不安であったりアドバイスを頂いていました。

【今年の3~4月】
最初に内々定をいただいたのは3月末で、御社の内定を頂いたのは4月の上旬でした。最後の決め手は「この人たちと一緒に働きたいか」です。どちらの企業もたくさんの社員さんに会って、その中でその社員さん同士の関係性であったり、何を考えながら・大切にしながら働いてるのかを中心に見て、自分に合いそうなのか自分が成長できそうなのか最後は自分の直感を信じて決断しました。また、新卒ということも最後の決断の一要因となったと考えています。今しかできないこと・今までやったことのないことに挑戦したいという思いも強くなり、スポーツ業界ではないところへ飛び込む決心がつきました。

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今、自分の就職活動を振り返ってみて、やはり私は出会いに恵まれたなと思います。inteeに出会い、軸の決め方・就活の進め方・行き詰まったときのアドバイスをもらいました。また内定を頂いた御社にも就活相談会で出会い、そこでもアドバイスを頂きつつ、選考案内もいただき、たくさんの社員さんに会わせていただきました。また企業から頂いた本に出会い、そこで軸を決められました。自分の行動力のあるところが身を結んだのかもしれないですが、部活・実習をしながらでも少しのスキマ時間を就職活動に当てて、自己分析をしたり、企業と面談を組んでもらっていました。私がこの就職活動を通じて学んだことは、「興味のない分野でも積極的に話を聞くこと」「自己分析は常に続けること」です。弊社には最初興味はなかったが、話を聞くうちにこの人たちを働きたいと思う気持ちが強くなっていたし、自己分析も並行してすることで、なりたい姿や自分が大切にしているものについてより深く知ることが出来て、決断をしやすくなったように思います。何か思い詰まったことがあったら、再度自己分析を見直してみて、頭の整理をしたり、興味がなくても時間があるのであれば企業の話を聞いてみたりすることで、新たなる出会い・発見が生まれ、就職活動が一段・二段と進むように私は思います。

https://intee.jp/

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