【詩】朝に抜け出す
あなたに学んだのは確か
底なしの愛と
無意識の強要
僕が愛す=君も愛す
そんな式が
当たり前だと
当たり前に
信じていた
蝕んだ君の心と
戸惑う僕の心と
最後に君は言葉にもしなかった
それくらい
狭苦しい独房に
閉じ込められたような
気持ちだったのか
東の空が青白く光り
清らかな自分を感じたりして
過去の想い出を
美化しすぎている
自分も笑えてくる
ああこの朝日
この日の始まり
僕はまだ足枷を外せずに
いや外さなきゃと
アラームよりちょっぴり早く
目が覚めたんだ
今なら言えるありがとうと
今だから言う
もう出てこなくても大丈夫
夢に出てくる不思議さと
自分でも意外に思える未練に
もう一回鼻で笑って
布団から出よう
過去から出よう
ともですっ、最後までご覧頂き本当にありがとうございます^^