空気を吸う。いろいろ繋がる。
今朝は小雨と強風の中、久々のランニングに出かけた。
霧雨によりしっとりと、そしてちょうど良い温度の空気が風によって僕の体に打ち付けてくる。
好きな空気感ではあるが、何かが苦しい。足でもない、腰でもない、肺がついてこない。
恐らくまたここ最近の呼吸が浅くなっていたのだろう。
少し調べてみると、日常生活でストレスがかかると、自然と呼吸が浅くなり早いピッチで繰り返すようになるらしい。
感覚的にも肺が固くなって萎んで、大量の空気が入りにくいような感覚を受けた。
けれどせっかくの良い空気。なんだか無性に身体中に取り込みたくなって、ガバッと口を開けて大きく大きく呼吸をした。
エンジンにガソリンが流し込まれタイヤを前へ前へと進ませるように、僕の足のスライドも少し大きくなった気がした。
そして同時にとっても気持ちが良かった。確かに肺は痛いし、足もオーバーヒート気味だけれど、何故だか無性に湧き上がる高揚感があった。
それはどことなく、
「この空気は地球全てと繋がっているんだな。」
という安心感と、
「自然の力を分けてもらえてるんだな。」
という勝手な妄想の喜び。
それがとにかく気持ちよかった。
ヨガを習っている方にも呼吸の大切さをお教え頂き、気がついた時に5分10分深呼吸をしながら瞑想をしている。それも確かに心地が良い。
今回のはそれとちょっと違って、苦しみの中で身体中に巡ってくる高揚感と清々しさが心地良かった。
『苦しみの中で』
というのがミソだと思っていて、
『生きている感』が非常に感じられたのが嬉しかった。
言い換えれば「ガムシャラに走る」という事は、スポーツ選手でもない限り大人になるにつれて少なくなってくるけれど、こうしてガムシャラに走ってみると、最近意識している
「子どもになる」という感覚にアクセスしやすいという発見があった。
ともですっ、最後までご覧頂き本当にありがとうございます^^