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発声障害改善したよ コラムを書きます54【vol.184】

 ではまた続きです。

 姿勢で気がついたんですが、僕はまだ喉の所を気にしていた姿勢から治ってなかったみたいです。

 「あ」の音を変えると書きましたが、変えなくて良かったみたいです。この姿勢で口の開け方と舌の動きで、もしかしたらビブラートの音ができてしまいます。それは筋肉には負担かもしれません。

 口をあまり開けない話し方でいるのは、長い時間では良くありません。けど短時間では、もしかしたらその方が負担は少ないかもしれないです。

 「アメリカンドッグ」の「あ」はハミングが多い感じ。「あらびきソーセージ」は少し低い所から声を出す感じ。細かい所はあるかもしれませんが、同じ音でもきっと出せます。

 僕はハミングをやってみようと思いました。下あごも動かせるのでやってみて欲しいのですが、僕の今の状態では、下あごは上側であまり動かさない方が良い気がしました。鼻の上に感覚を置いていた姿勢まで戻せれば、負担は自然に少なくなるはずです。

 
 では口の開け方から行きます。

 もしスライドさせていたら、それはどこかのバランスかもしれません。これがないと立っていられないはずです。

 スポットに舌を置いて、それが左にずれているとします。そうすると、舌が一番高い所から左にずれます。そして右のあごの開け方も低くなり、それが口の開け方になります。

 いつも声を出す時に左足に重心が乗るのは、そういうことかもしれません。良いことではないです。

 これは舌を一番上に置くことができるようになって治りました。上下に伸びるようにして上に置くという文面ですね。

 腕組み理論から、ほぼ50%は舌は5度や10度右に動いて、唇も右に動いて声を出して良いはずです。ちなみに左肩に重いカバンを乗せたら、右に唇を動かそうとしても、結局左に引っ張られて口は開くはずです。違う時もあるかもしれませんが、基本は重心側ですね。意識しない時は真っ直ぐが良いです。

 ジムでバーを上げる時に、20キロぐらいだと左足にこれぐらいの衝撃が乗ると予測します。そうなると舌も左に5度ぐらい下がってから動かし、左足に体重がかかる動きをしてしまいます。

 この感じ自体あまり良くないです。もしそうだったらわかると思うのですが、中々直すのは大変です。正しくは両足に体重がかかる感じでしょうか。舌が動いた時点で一度外して、もう一度一番高い所に置き直すのも良いと思います。そこから右に動かします。

 この動きで「ラットプルダウン」というのがあります。バーを引いたらロープの動きで戻り、またバーを引くという機械です。そうすると、一番高い所に姿勢を引っ張ってくれます。舌は高い所に戻ると思います。別にこの動きがわかれば無理にやらなくても大丈夫です。

 
 この自分の現象で、口の開け方や左の肩が気になってしまうというのがありました。僕の経験からすると、そこを気にする必要はないです。舌を一番上に置いて、右に5度動いて唇が右に動く。これはたぶん正しい動きですね。

 正しい動きをしていれば、左足だけに重心がかかるというのも勝手に良くなるはずです。右あごでオペラ側の練習をする時に、左手をあご辺りに置いてあげると、左の唇も肩も上がるなど、練習で意識することはあります。

 けど意識してしまうとそっちの動きがメインになってしまうんですよね。正直意識する必要はないと僕は思います。

 
 それでは声の出し方に行きます。これが結局はメインになります。

 まずダメな例ですが、公園のベンチにただ座っている姿勢は良くなかったみたいです。おでこは前でも、腕はひざの上ぐらいな感じです。背中も丸まり、頬の動きも下側な気がします。

 話せないとこれが何故ダメだったのかも良くわかりませんでした。

 良い例は、公園にテーブルがある所も結構あります。それで姿勢を安定させてあげるだけです。

 エアー腹筋と言っていた姿勢です。声は上45度でも、上あご側を真っ直ぐでも良いです。前に出すのは、割り箸発声の所を前に出すイメージです。おでこというより、上あご側を20%前ですが、この割合は変えても大丈夫です。

 そして頬の筋肉を上のまま使っていると、下あごはこれを追いかけるように前に行きます。下あごで上あごの所を回転させて声を出しても良いです。

 これは歌のように下あごだけが前ではないですね。上あごが前で下あごもそれについて行きます。最初は下あごは、頬と一緒に上だけでも良いです。けど慣れてくると、前側にも使えるようになるはずです。

 実際の生活でも、喫茶店や電車でうるさい人。もしくはカラオケでマイクがあるのに大声な人がいますね。頑張って歌っている姿勢は、肩が上で上あご側を前に出していたと思います。

 海外で10日で吃音が改善するセミナーの動画がありましたね。みんな力強い声で頑張っていたはずです。それに似ている気がしました。何かしら証拠はあったんだと思います。

 こう考えると声が出る出ないの吃音で、何故ハミング側が強く、大きな声を出す人が少なく感じたのか、納得した物がありました。

 
 ちょっと文章には納得してもらえてない気がするので補足します。

 まず普段に舌が一番上で、鼻に感覚があり、頬を上げて使っている姿勢があります。この時点で感覚は喉に置かず、鼻の上です。

 そしてしっかり人と話す時には、割り箸発声の所を20%前に置くように上あごを前に出し、下あごもその分前に使います。

 状況によっては肩も上側です。自分が使っていたかかと重心は、肩を上げるのを助けるかかと重心だったみたいです。そうすると、頬が上がる手助けもしてくれます。肩自身力を入れる必要はありません。

 文章にすると簡単そうですが、たぶん簡単ではありません。力を入れながら話すだけで難しいはずです。直接声の出る出ないとは関係ありません。けれど、もし口を閉じながら声が出づらいようでしたら気にしてみて下さい。

 このペースだと長くなりそうなので、予定を変えて一度区切ります。

 本日も読んで頂きまして、ありがとうございました。



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