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発声障害改善したよ コラムを書きます52【vol.182】

 今日もお願いします。

 先日ある吃音の配信者の動画を見ました。

 ①おそらく普通に話せる人と同じ姿勢であること。鼻の上に感覚があり、肩が自然に上に前にある。そして唇の位置も高い所にある。
 ②難発で声が出ない時があります。けれど音を発する。喉が閉まるという0.5秒の間に、「あ~」という音であったら、舌を上げ、鼻の上に声を届けるということはできています。その音は「あ」の発音の位置とは違います。
 ③深い声まで出せます。小さい声も出せるし、割り箸発声の声、頬を上に上げている声。もしくは歌のように横隔膜を下に下げるような声も出ます。これは声が出る前の準備なので、予想すれば声が出た瞬間に大体どんな声かわかります。

 何となく書きたかったのですが、結局書きました。つまりここまでは練習でできるようになる気がします。僕が話し方よくわかってなかったので、伝えられませんでした。

 難発と聞いた時に確かに声は出ません。けれどそれが0.5秒ぐらいかけて、明らかに自分でわかるぐらい、声が止まりかけながら出るということなら、本当にそれが難発の状態なのか確かめてみて下さい。(声が出る出ない以外の所です)

 
 ではいつも通り書きます。特に深い意味はありません。自分が過去に明らかに声出ないのに、病院で異常ないということで音声治療を受けなかったのに、ちょっと後悔しているだけです。いや後悔ではないですが、話し方を聞けたら、もっと早くできたはずです。皆さんは後悔しないようにして下さい。

 保険が効くかよくわかってないですが、歌のボイトレと同じ料金は高いですよね。聞いたら沢山教えてくれるとは思いますが、話せないという状態がわからない以上、肝心な所で何だかすれ違う予感しかしません。

 声の感じを聞いて、姿勢良さそうだな。そして90%以上話せる人に教わるのが、一番良い気がします。むしろ自分も話し方教わりたかったです。

 例えば小さな声の出し方がわからないという問いに対して、上の歯に呼気を当てるような声にすれば出ます。前に20%ぐらい前と書いたこれで、頬が上と割り箸発声も外せば出ます。

 こう思ったのですが、押し出す声で喉に力が入ってしまいます。問自体がこっちかもしれませんね。こうなると、声ではなく、①の姿勢が問題だと思います。しっかりと理解できれば、聞くという行動ができた以上、教えてもらえるチャンスは沢山あると思います。

 
 姿勢で3つに分けました。

 壱  人と話す時なので、先ほどの①ですね。口の閉じ方なんですが、自転車に乗っている時に何となく気付きました。感覚が鼻の上にあって、エアー腹筋ぐらい肩が均等に置かれているなら、唇も上がっていると思いました。

 具体的には上の歯の真ん中ぐらいに上唇があって、そこに向けて下唇も閉じる感じです。「あ~」という音の時と同じですね。頬を上にしたまま声が出せるのであれば、頬の筋肉をそのまま上にしたまま下唇も閉じれます。

 これは次の音に向けて、閉じなくても半開きぐらいで良いです。左右均等の力のまま置かれていることが大事です。

 弐  家にいるときなので、かかと重心で肩を上に上げる必要のない状態です。家族が1mぐらいにいるからなのか、僕はこれでしゃべれました。けどこの姿勢は僕が勝手に造った姿勢なので、これである必要はないです。

 今の姿勢と比べると色々とわかります。かかと重心でも鼻の上に感覚を置くことは可能です。今はこの姿勢で買い物で話すことはほとんどありません。これは1秒あったら姿勢は①に変えられます。

 この壱と弐は、声の引っかかり方に違いがあると思います。僕の体験談ですし、発声障害でもたぶん近い所はある気がします。

 参  鼻や前側に感覚があるが、唇が下の位置です。地声であったり、頬の筋肉を下側に使って口を開ける形です。僕はこの姿勢が絶対にダメだとは思いません。ただ唇が真っ直ぐ使えてなかったら、負担もたぶん大きいです。

 例えば英語の「Ah~」みたいな音は口の下に発音があります。けれど思っている以上に頬の筋肉は上で、鼻の上に音を届けるという動きを使います。そうする必要もないですが、基本的に口の下で音を出すのは良くないです。

 今までがどのような声の出し方をしていたかわかりませんが、①で話す時は頬の筋肉は下から上です。声が出なかったら、傾向としてはその時間は多い方が良い気はします。

 
 では発声障害向けに口の開け方、閉じ方、唇の位置を伝えます。

 最終的に声を出すのは左右均等の方が良さそうです。開け方は左右を一番高い位置まで、頬の筋肉を使って開けます。たぶんその方が癖もないし、均等になるはずです。

 閉じる時はさっき言ったように、上の歯の前で閉じます。結局上の方で、音を出していた所でそのまま閉じた方が負担も少ないです。この時に右の頬だけ閉じるのが早いことや、右肩だけ下がるのが早いなど癖がないか見てみて下さい。

 元々は今回のように左右均等に動いて、そのまま閉じるはずです。
 
 次は唇の位置ですが、話す時もそのまま話したら良いと思います。姿勢が良くなって、この3つができていたら、それこそ何で喉に負担がかかっているかわかりません。

 もし負担があるとしたら、頬を下まで下げて唇を閉じた方が負担は多いと思います。上側にあった方が歪みは少ないです。

 本当に声が出なかったら、いきなりは変えても出ないので、少しずつお願いします。

 それで1つ気付いたのですが、舌は上に吸盤化されてあります。その時下唇が左に動けば少し左で固定されて、右なら右側に動きます。完全な50%ではないですが、この動きもできる限りは同じ方が良いです。

 この鼻と肩と唇ができていれば、舌は少し空中に浮いていても良いと思います。話す練習としては、すぐに話せた方が良いです。良くはないですが、良い姿勢を思い出せば、そんなに崩れないはずです。

 この時は均等にできるとして、問題は唇が下がった「3番」の姿勢の時です。この時に本当に動きが均等か。喉に負担がかかってなさそうかは見てみて下さい。

 下唇をどっちに動かすことが少ないかは自分でわかると思います。そう考えると舌が上にあるから大丈夫ではなく、①の姿勢を意識して、両方を均等に使うことが大事な気がしてきます。

 唇を上側で迷った時は、左でも右でもなく、少し前に真っ直ぐぐらいな感覚で良い気がしました。そうすればきっと間違いないです。マッスルメモリーがあるので、後は使って行けば勝手に思い出してくれるはずです。

 (最後の所は歌の時も声が出ない発声障害向けなので、吃音は関係ありません)

 では次回に続きます。

 本日も読んで頂きまして、ありがとうございました。



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