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日記・家具の組み立てと友人とのチャット

昨日から組み立てていた家具が今日完成した。KAGU350という大阪の会社から母が選んで買ったものだったがなかなかにハードな組み立てだった。特に商品のどこが悪いというわけでもないのだが、説明書を読み解く力と物理的な動作との総合的な処理によって疲れてしまった。エンジニアの父とウッドデッキを作ったこともあり、この手の作業には慣れている方なのだが、これは作業する人によっては完成できない可能性があるとさえ思った。

最近の家具で採用される『カムロック』という機構がある。締めたネジの頭をカムのような受け金具ですくい上げるように締めることで固定するという仕組みだが、これがトラブルの元になりやすい。過去に一度、他の家具で金具を壊してしまったことがあるし、今回も金具を穴に押し込む深さが合わずに組み立てられなくなる問題があった。そして今回の家具ではこのカムロックが多用されていた。

カムロックはそんなにいいものなのだろうか、確かに設計の自由度は上がるのかもしれないが、組み立てるときにどのぐらい閉めればいいのかわかりにくいし、受け金具にネジが入らなかったら調整が必要になる。そういうときに無理やり押し込んでしまえば当然壊れるだろうし、目に見えないところでカムがネジを引っ張る不気味さもある。今回組み立てたカムロックはただの『ロック』で抜けることはないが強度的にはほぼ効いてないのではないかと思った。

一箇所だけ図面を読み間違えて、間違ったところにパーツをねじ止めしてしまった。すぐにやりなおしたが、ネジ穴の跡が残ってしまったことが悔やまれる。やるなら綺麗に仕上げたかった。たった一箇所だが、こういうのは余計に気になってしまう。

作業が終わってから、友人とDiscordでチャットをした。私は孤独な人生を歩んでいるので向こうから話しかけてくれる友人というのは貴重だ。17時から24時まで休憩をはさみながら時事ネタを中心に他愛ない話をしていた。

読もうと思って買った本を積んでしまっている。この前のGitの本はあっという間に読めたが、つぎは『SAVE THE CATの法則』を読まないといけない。脚本の教科書の定番だ。

この手の本を読んで誰でも売れっ子になれるって訳ではもちろん無い。しかし、まず本を読まないやつがいる。誰にも学ばなくても自分は天才だからストーリーを書けると思っているアホが存在する。(これは昔の自分だ)次に本を読んで学ぶ意志はあるが、理解できない。身につかない人がいる。多分これが大部分だ。この本を読んで使いこなせる!これが理想だが、多くの人に到達できない地点だ。その先にプロが居るのだろう。

これは上記のチャットしたのとは違う友人に言われたことだが、私の漫画は話が淡々と進んでおり、もっと引き込まれるような表現とか、読んで楽しくなるような展開があればいいとアドバイスされた。それはつまり、話に引き込まれないし読んでて楽しくないという意味だから、僕の漫画は相当つまらないのだろうと思った。

なので、もう少しだけ勉強しようとSAVE THE CATを買った。昔に買ったシド・フィールドの脚本術は僕をストーリーを完成できるところまでは連れて行ってくれた。ストーリーを面白くするのが次の課題だ。僕は漫画をほぼ諦めかけているが、ゲームのシナリオにも役立つ知識だからこの本は読んでおきたい。これは最後のあがきになるかもしれない。



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