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オランダの子どもを対象にした、コーディネーションの実践(zoom使用)

今回は、初めてコーディネーションのリモートレッスンを行なった際の実践報告を行います


今年に入って、世界中で猛威を振るう

コロナウイルスの影響で

世界中の人々はこれまでと生活様式が

大きく変わりました


仕事も学校も運動もイベントも

ほとんどが中止および延期


楽しみにしていたイベントがなくなってしまったことで、悲しかったり悔しい思いをした人はたくさんいます

オランダの子ども達も、運動がしたくてウズウズしている人はたくさんいました

そこで、オランダで剣道をしている主に子どもを対象(大人も参加)に10人程集まってもらいコーディネーションのオンラインレッスンを行いました

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初めはみんな「なんだそれ?」という感じでしたが

コーディネーションがどういったものなのか

剣道にどういう風に活かせるのか

という説明を行い、ある程度理解してもらった後に

『楽しく、しかもお家で簡単にできる』という内容で

以下のものを行なっていきました

・数を数えよう
・リズムをとりながらジャンプをしてみよう


タイトルだけ見ると簡単そうに見えますよね?


しかしこれがとても難しく、やってみると

意外と楽しいのです!


あなたも今、その場でぜひ実践してみてください


例えば一つ目の「数を数えよう」

片方の手は5を示します(パーの状態)

反対の手は4を示します(親指を曲げた状態)

両手で同時に10数えて、数え終わった時に最初の手の形に戻っているようにしてみてください


できましたか?


初めてやってこれが簡単にできたのであれば、あなたは2つのことを同時に行う「連結能力」が優れていると言えます

しかし、初めは上手くできない人がほとんどです。考えていることを動きで表すことが難しいと思いませんか?

私も初めは全然できませんでしたが、練習しているうちに少しずつ上手くなってきました


次に リズムをとりながらジャンプ です

リズムをとりながらジャンプは

立った状態でジャンプしながら足を開いたり閉じたり(グーパー、グーパーのリズム)する動作が基本になります

それに加えて「足を開いた時に手を叩く」などの別の動きを入れることで難易度が変わってきます


初めて行なった第1回目のレッスンでは

このような簡単な動きをみんなに挑戦してもらいました


子どもだけでなく、大人もとても苦戦して(子ども達の方がうまかった)

笑顔が絶えないレッスンになりました


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このような簡単な動きの内容であっても


続けていくことで、出来なかったことが出来るようになり、コーディネーション能力を高めることが出来ます


また、みんなで楽しく行うことで、子ども達の「もっと上手くなりたい」というモチベーションを能動的に引き出すことができるのではないかと思います


ご家庭で親子で行ってみたり、あるいは稽古が再開した時にはウォーミングアップに取り入れてみるのも良いかもしれませんね


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「楽しく、動きの質を高め、剣道が上手くなる」

いずれ「効果を感じられた」という人が出てきてくれたら嬉しいです

またその後のレッスンの様子も後々報告していきます!

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Tomohiro Kanda
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