手紙その7『努力』
歯を食いしばって頑張る、耐える、忍ぶ。
そんな『努力』が持て囃される時代は終わった。
『どれだけ努力するか』じゃないよな。
『どれだけ好きになるか』だと思う。
君たちの野球への取り組み方を見て、
そう思うようになった。
平日は小学校や習い事をしながら朝練夜練。
合間に素振りや縄跳び、ランニングもこなす。
休日はチーム練習や試合で10時間以上ユニフォームを着ていることもある。
そんな君たちのルーティンワークを知れば、
どれほどの努力をしているんだと人は思う。
だけど、君たちの顔には『無理』がない。
本当に野球や仲間の事が好きで楽しんでるよね。
何故、好きこそものの上手なれ?
好きだから練習が習慣化される。
第三者はその習慣を『努力』と認知してしまう。
仕事も勉強もそう。
効率化云々より、『好き』という大前提。
どうやったら好きになれるかを追求した方が良いな。
トップ写真はグラジオラス
花言葉は『努力』