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コノシロの甘酢漬け
コノシロの甘酢漬けを作りました。
港町である鞆のお魚屋さんは、海辺の歩道近くにパラソルや台車を出して販売していたり、家の軒先で販売されています。
歩いていると獲れたての魚が目にはいり、つい立ち止まってしまいます。
魚の名前が分からない場合は「これは何という魚ですか?」と聞くと、漁師さんは魚の名前と一緒に、
「煮付けが美味しい」「ムニエルにしたら美味しい」などと美味しい食べ方も教えてくれます。色々と勉強になりますし、煮付けにしたいと言えば、その場で煮付け用に捌いてくださいますので、とても助かります。
先日、コノシロが販売されていたので、初めて買ってみました。
コノシロと言えば、酢漬け。
漁師さんも「酢に漬けておいたら数週間は持つから、食べたい時に酢から取り出して、生姜醤油で食べたら美味しいよ」と教えてくれました。
実家ではよく、甘酢で付けて、胡瓜の酢の物と合わせて食卓に出ていましたので、挑戦してみることに。(港町で生まれ育ちましたが、お刺身などの生魚は苦手で... しかし、コノシロの甘酢漬けは大人になってから、食べれるようになりました。)
先ずは塩をふって数時間置き、水分を抜きます。
その後、お塩は洗い流し、水分をキッチンペーパーなどでふき取り、お酢に漬けます。
お酢に数時間漬けると手ですーっと皮を簡単に剥ぐことができます。気持ち良いほど、きれいに剥げます。
皮をむいた後は、新しいお酢と少しのお砂糖で甘酢を作り、さらに数時間漬けておきます。(私は甘酢に一晩漬けておきました。)
翌日、塩もみした胡瓜と刻んだコノシロを和えて完成です。
美味しく出来上がりました。
小アジや小鰯でも同様にお酢に漬けて食べると美味しいそうです。 (鞆の浦漁業協同組合の組合長が教えてくださいました。)
鞆近海で取れた魚を食べる度に、いつでも美味しい魚が買えることの有難さを実感いたします。
先日は大好きなクロギを煮付けに。買う時はまだ泳いでいましたので、肝も一緒に煮て食べましたが、とても美味しかったです。(頭の向きを逆にして盛り付けてしまいました…)
旬の食べ物を新鮮な内にいただける有難さ。
港町ならではの贅沢です。
鞆 肥後屋