とみー、ゲストハウス運営代表→会社員になるってよ
*約7分ほどで読み終わります。
こんにちは!とみーです!
2021年も終わりが近づいてますね。
毎日チェックしている年グラフも100%を示していて、あぁ今年も終わるんだなぁと実感しております、
さて、今回は、2021年、僕と関わっていただいた全ての方に感謝の気持ちを込めて、個人的今年の振り返りを文字にさせていただこうかと思います。
また、まだご存知の方じゃない方もいるかと思いますが、僕にとって人生の一部であったLINDA HOSTEL 106の運営が終わり、僕は今キャリアだけでみたら、船の舵を180度切ろうかという勢いで、変わる時期にあります。
ですので、今後どうするのかの近況報告も兼ねて。。
いつもとみーのことを応援してくれていて、どうしてるかなと気になってくださっている方、人生の転機の真っ最中で悩んでいたり葛藤している方に読んでいただければ嬉しいなぁと思っています。
ぜひ皆様各々の2021年の振り返りに少しばかりでもヒントになれば幸いです。
また、別の記事で、インタビュー形式でより詳しいことを話しているので、そちらも一緒にぜひご覧いただけば、より僕のことを知っていただけるんじゃないかと思っています笑
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「元LINDA HOSTEL106運営代表 水口智博/ホステルの廃業を乗り越えて目指す未来とは」〜働くすべての人のためのオウンドメディア「HareDas(ハレダス)」〜
20代前半はLINDAという人生
大学卒業後、就職せずに始めた、夢のゲストハウス。名前はLINDA HOSTEL 106
僕の20代前半を語るなら、「LINDA」なのです。
そして、パートナーのしゅんけい、総勢20名近くの多国籍スタッフ、約30カ国から何千人というゲスト等、そして、たくさん足を運んでくださったゲストの皆様。地域の皆様。
そんなたくさんの方々が関わってくいただき、共に作り上げてきたLINDA HOSTEL 106。
僕はそこに20代前半全てを注ぎました。
準備期間も含めると丸3年間、運営代表として、スタッフと共にゲストハウスに住み込み、365日24時間頭の中は大体LINDA。
・オープンまでの準備期間の1年間、毎週カフェバーを間借り営業して、仲間を集めオープン時にはクラウドファンディングに挑戦しで盛大なオープニングを実現
・オープンして半年間で100以上のイベントを成功させたり
・たくさんの外国人の方々を迎え、大阪のローカルをガイドツアーなど
・コロナ禍でもめげずにオンラインでイベントや、オンライン宿泊
・コロナ後の新サービスのためにクラウドファンディング(2度目)の挑戦
・カフェバー、宿泊サービスのさまざまな施策など
ず〜〜〜っと、LINDAとして突っ走ってきました。
特にコロナ後は、先の見えないトンネルを走っている感覚でしたが、ここまで全てを投げ打ってでも走れた理由は、LINDAとして絶対に体現したいと思う理想の場があったからです。
「人とつながる、世界が広がる」というコンセプト。
僕たちは人生においての転換期には、必ずそこに人がいると確信しています。
僕がゲストハウスを大学卒業後運営できたのも、物件のオーナーとの出会いがあったから、もっというと、自分がそんな選択をできるチャレンジ精神を持てたのも、きっかけをくれた大学時代の先輩との出会いがあったから。
もちろんその狭間で悩んだり、ビビったりもたくさんしました。でも人との出会いが、自分を後押しし、人生においての学びのチャンスをたくさんいただいた。
だからこそ、僕たちは、ここに集まる多種多様な人たちが、この場所で出会い、繋がり、お互いの価値観通して、自分の世界が広がる、その結果その人にとって人生の転換期をもたらすような、そんな場所を作る必要があるんだ!と信念を持っていたからです。
LINDAが終わってみての気づき、感じたこと
2019年の6月から丸2年運営をしてきたLINDA HOSTEL 106は今年の2021年の9月で完全撤退となりました。
結果としては、コロナという大きすぎる外的要因もありましたが、やはり自分の力不足を痛感しました。ゲストハウスを存続させるための経営的な視点とそこに対しての貪欲さがまだまだ足りなかったのだと思っています。
しかし、この丸2年を運営してきて、改めて自分の中で確信したことは、
「自分は誰のために、何のために、情熱を注いでいきたいのか?」
そもそも僕がゲストハウスを夢見たのは、外国人の人たちとのつながりの輪を広げ続けたい。仕事をしながらでもそれをし続けるために、世界中から人が訪れるゲストハウスを自分ですることは、とても最適な選択だと思ったからです。
しかし、コロナになり、外国人が訪れなくなり、自分のゲストハウスを続ける大きな理由の一つがなくなりました。
運営も真っ暗なトンネルを進んでいるような、厳しい状況が続く中で、僕は、ゲストハウスという手段だけが全てじゃないという考え方に至りました。
その背景にはLINDAを通して、たくさんの在住外国人の方達との出会いがありました。
外国人スタッフや、カフェバーによく来てくれる大阪在住の外国人の方々、そんな彼らとはイベントもたくさんしたし、彼らとのコミュニケーションの中で、彼らが抱えている課題に直接触れる機会が多かったのです。
自分がそんな彼らにできることは何かを考えた時、ゲストハウスだけではなく、もっと多くの手段があるのではないか。それを模索していきたい。そう考えたのです。
僕は、これは逆に人生においてのチャンスだと感じています。
一ゲストハウスの運営代表として走ってきましたが、まだまだ一社会人、ビジネスマンとしての経験を積めていないので、LINDAでは深めきれなかった部分を、新しい環境でもっと貪欲に向き合い、深めていく20代後半にしたいと感じています。
これからの選択
*今年の9月に熊野古道を歩いた時の写真
さて、2022年に年が変わるこの時期が、自分の人生の中でとてつもなく大きな転換期になります。
人生で初めて会社員として働くことになりました。
新卒を捨て、自分たちでゲストハウスを始めた自分にとっては、初めてで、今までの当たり前とは全く違う環境に身を置くことになります。
しかし、僕が2022年3月から入社する会社、株式会社CO&COは、LINDAでやってきたこと、そして僕が信念を持って取り組めることを、いかんなく発揮できる環境だと思って志願させていただいた会社です。
何より「国籍も年齢も分け隔てなく、多様な個性と個性が共に学び、共に創り、共に生きる社会を創出する」というミッションにシンパシーを深く感じています。
会社として11年目で着実に実績と土台を積み重ねていらっしゃる会社ですが、まだまだバリバリのスタートアップで、経営陣の方々と共に自分の限界に食らいついていける大きな成長の機会になると確信しています。
これからはCO&COの人間として、会社に貢献し、ビジョンの実現させる力を飛躍させる20代後半にします。
2022年3月から入社で、そこから数ヶ月間は札幌での勤務になります。
自分が大阪を離れることは最初は想像もしていませんでした。しかし、今自分にとって必要な選択は何かと考えた時、それは大阪にこだわることではない、と思ったので、会社には、自分が一番力を発揮させていただけると思われる場所でお願いします!とお伝えしました。
関西からというかもはや本州から離れることになりますが、札幌で新たな繋がりがたくさん生まれることもとても楽しみにしております。
札幌北海道でおすすめな場所や、この人にあった方がいいよ!などご紹介、大募集しています!
最後に
さて、長々と、僕の人生の転換期についてお話させていただきましたが、改めて思ったことがあります。
人生は選択の連続だなぁ、、、と。
人間は1日で6万回もの選択をしていると言いますが、今回ブログで書いたような、人生の大部分を決めてしまう選択は、生きていたら絶対に来るし、とてもじゃないけど、そんな簡単には決めることはできません。
なぜなら、どこまでいってもどっちの選択が絶対的に正しいなんて誰にもわからないからです。
ていうかそんな絶対的なものが神の視点的にわかるなら、この世に生まてくる必要はなくてね、、(あっ、その話の方向は長くなるのでやめます笑)
でもあえて、”正解”を考えるならば、自分がした選択を自分でどう解釈し、行動するのか。その上でその中での幸せや存在意義を見出すことが本質的な”正解”のではないか?とも思ったりする。
今回、僕はこの20代後半に突入するにあたり、大きな選択をしましたが、そんな気持ちを持ってこれから新しい環境で、関わる全ての方々と新たなストーリーを創りあげていくことが楽しみで仕方ありません!!
年末にも関わらず、ここまで読んでいただいて本当にありがとうございました!
札幌にいく前の2月に、LINDAパートナーのしゅんけいと、LINDAの同窓会?的なイベントを企んでいるので、みなさまぜひご招待させてくださいね!!
では、2021年、関わってくださった全ての方々に感謝の念を送ります。本当にありがとうございました!!
素敵な年末年始をお過ごしください。
2022年もみなさまにとって、素敵な一年でありますように。
PS :また、人生の先輩方々(年下であろうが、ある意味では人生の先輩という定義です。)に聞きたいのですが、このブログを読んでいただいて、もしこの本読んでみてほしい!などおすすめがあればぜひ教えてほしいです!
水口智博