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生きるってこと。

1年前の今日、私は初めて精神科に入院した。

1年前の今日の2日前、私は初めて自ら命を終わらせようとした。

1年越しに考えることは、ここには書ききれないくらい沢山ある。

だけどひとつ言いたいのは、「生きててよかった

1年経った今、そう思えていて私は幸せだ。

あの時は入院させられて、悔しかった。

なんで私なの?なんで精神疾患なの?

私は病気なんかじゃないって何度も思おうとした。

普通の人みたいに、仕事して笑って過ごしていたかった。


………

ここ最近私は、やっと病気を受け入れられた。

病気という事実。障害者だという事実。

誰かに嘘だと言って欲しかった。

初めての入院を経て、復職した私はまたその1ヶ月後、また自ら命を絶とうとして、休職することになった。

病気は、治ってなかった。治らなかった。

その後も何度も入退院を繰り返した。

幻聴、解離、希死念慮。覚えてない腕の傷。

覚えてない買い物。双極性障害を発症して約3年。

去年の丁度今頃、入院する病院に向かう車の中で信頼していた上司に言われた言葉、

お前は病気だ。戦ってこい。そして全部やっつけてから戻ってこい。

そう静かに発せられた言葉は暫く私を苦しめた。「私は病気を治せるんだろうか」と。

だけど戻ってこいって事は、待ってくれるんだっていう、希望の言葉でもあった。

上司も、部下…いわゆる私が病気で自ら死を選ぼうとしている事をもっと早く気づけていればとずっと後悔していたと知らされたのは、それから暫く後の話。

私の1件があってから、その上司は別部署に移動になった。

大好きだった上司。私の自殺未遂をいち早く気づけなかった事を上層部から責められ、上司はその責任を取るために今の役職を退きたいと上層部に告げたらしい。

上司が別部署に移動したことは、全て私のせいだと思う。本当に申し訳なくて、職場に戻る資格なんてもうないんじゃないか。このまま死のうと思っていた。

だが、この1年、色んな人に出会って、初めての入院では信頼できる友達も出来た。

ここ暫く、noteを更新しなかった。

この記事のひとつ前には、命を終わらせようとした証が残っている。私はその3日後に、7回目の入院をした。

私がnoteを更新する時は、いつも苦しんでいる時だった。

退院したのは、9月14日。

その日から私はずっと調子が良い。

寛解に近い状態を維持出来ている。

私をずっと苦しめていた希死念慮も今では無い。

noteを更新しなかったのは苦しくなかったから。

ずっと先延ばしにされている復職にも、真正面から向き合えている。

私は強くなった。この1年かけて、強くなったんだ。

この状態を維持できれば、復職できると信じている。

退職するか、復職するかの2択で選んだのは、復職
だった。

復職して、あの時、「お前は病気だ。戦ってこい。そして全部やっつけてから戻ってこい。」と言ってくれた上司に、恩返しがしたい。

全部やっつけて来ました」って言ってやりたい。

職場のみんなに、強くなった私を見て欲しい。
そう思っている。

だからどんなに時間がかかっても私は絶対に復職を諦めない。

これからも色々な困難が待ち受けているだろう。

覚悟ならとっくに出来ている。

…………
病気を受け入れて、1歩1歩前ゆっくり確実に、
前に進んでいく。

毎日、夜を超えて、朝日を浴びる。

それが私の、

生きるってこと。

これから先の私のnoteは、生きる為に書くことにする。

もう、死のうとするのはこれで、 

全部おしまいにしよう。





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