【キンセンスをなぜ続けるのか】
キンセンスは2016年に創業されました。
香りのまだ解明されていないヘルスケア転用の可能性に魅力を感じ、着手することといたしました。
ありがたいことに、最初のものは自分の課題解決で、自分が納得しておすすめできる商品づくりにする、という目標をクリアでき、QUIT.S(クイッツ)という禁煙したい方のための携帯アロマフレグランスの開発に成功しました。
しかしながら、ものが出来たものの、2018年以降、肝心の売る、ということが出来なくなってしまいました。
まだ世の中にない商品カテゴリーをどのように売ったらよいのか、どの販路で売ったらよいのか、そもそもターゲットはどこなのか、明確にできず売上0で活動が止まってしまいました。
本来であれば、ここですべてをやめてしまうという選択肢が賢明だったかもしれません。
でも、なぜやめなかったのか。
それは、この事業の目的が、ビジネス、ではなく、現代人の抱える健康の悩みに対し、香り×ヘルスケアという新しいアプローチによる課題解決によって、たくさんの方の役に立てたかったからです。
そして、自分が立てた仮説に対し、まだ検証ができていなかったからです。
ということが、2年たった今、改めて明確になりました。
起業と言えば、ビジネス抜きに語れないのに、ビジネス自体が何なのかを自分が深く理解していませんでした。
現代社会の課題解決は、お金のやり取りが発生するビジネスによって解決されることが主流です。
ただ、自分がビジネスをしたくて、キンセンスを始めたのではなく、
香り×ヘルスケアで人の役に立ちたい、その可能性を追求したい、という思いで始めた、
ということが大事なことであると、皆様にお伝えしたく思います。
現代のヘルスケアの課題を、香りで解決するために、キンセンスを続けて参ります。
#QUIT .S