【WELLBEINGについて】
弊社キンセンスは、ヘルスケアから更に先のWELLBEINGに思いをはせながら事業を進めることといたしました。
新ビジョンミッション
●ミッション
•ウェルビーイングな暮らしに導くインスピレーションのものづくり
•Create fragrances for healthcare and beauty products to support your better well being life
●ビジョン
•香りによる予防的アプローチや未病エリアのヘルスケアソリューション
•自然を生かしたビューティプロダクト
元々私個人では、WELLBEINGを見据えていました。
世間的にもWELLBEINGが話題になっていますが、
なぜ今WELLBEINGがそんなに注目されていて、大事なことだと思われているか?
DOINGを強いられてきた、支配の構図が理由だと個人的に思っています。
戦後の高度経済成長下、皆、復興を目指して国全体が一丸となって、何とかダメージから立ち直ろうとしてきました。
その内を占めた大きなものは、資本主義経済というものでした。
ダメージの大きさから、仕組みも大きく強固になったのだ
と思いますが、それはそもそも、国民自身が自分自身を洗脳してしまうこと他ならなかったのだと思います。
状態としては、システム下の歯車であることが多く見受けられ、それはすなわちDOINGだったのだと感じます。
決まったシステムの中で、ダメージからの脱却と明るい未来を目指して、行動をひたすら繰り返すことです。
BEINGになることを忘れて没頭してしまったのだと感じます。
だから、すでに目標が達成された時から、その歯車がすでにかみ合わなくなっていることが、人の在り方、DOINGであることに現れてしまったことが、自殺や健康問題という社会問題だったのではないかと思います。
WELLBEINGは、そのような状態を改善するための解決法であり、求められていることであります。
社会全体の癒しが、WELLBEINGによって、得られるのではないかと思っています。
ただし、WELLBEINGの前に、忘れてはならない大事なことがあります。
私たちは生き物であり、食べて、寝て、生きていかなければならない存在であることです。
それは何かと言うと、ワイルドな、生き抜く力。
そこを無視してWELLBEINGはありえないことだと思います。
大きな仕組み下にいる方、今不自由なく生活できている方にとって、WELLBEINGはより意味を成すことですが、
その前に、今まだこの資本主義が続く世の中を生き抜くことは、今目の前のお店で今日のパンを買うことができて、食べられて、寝られて、体を守れる力が必要です。
生き抜く力は、WELLBEING、のもっと前のLIVINGという意味でのDOINGでしかない、ということは忘れてはならないと感じます。
不幸は学びであることを忘れずに、味わうことが大事であること。
不幸に甘んじず、できるだけ早く脱却できる術を提示できる社会やコミュニティであること。
幸せはバイオリズムと気づく力によってもたらされるものであること、を忘れずにいたいです。
支配構造や洗脳自体が悪いと否定しているわけではありません。
ただ、すでに次の時代が来ているために、うまくいかなくなっている、それだけのことだと思います。
WELLBEINGとBEING、DOINGの差は、
生きていくことにおいて、自分の物事の進め方や決め方に自発性・主体性があるか、ということに大きく掛かってくると思っています。
今の経済は、人類にとってミイラ取りがミイラ、奪い合い食い合うの状態だと思います。
みんながみんなWELLBEINGの実現を目指せるほど、満たされていないと個人的に思っており、その前の飢えをしのぎ、生きていけることをまず叶えたい人がたくさんいて、しかも思ったより多いということは忘れてはいけないと思います。
格差は以前よりも広がっている、という言う意識がなく、どうDiversityすればよいのでしょうか。
貧しさという弱さを経験したことのない人に、どうやって共感を求めたらよいのでしょうか。
ただ、今までの資本主義経済以外の経済圏が立ち上がっていることを見受けられるのは、素直な喜びの兆しでしかないと思います。
今現代まだ支配する資本主義から身を守るのには、心への配慮と対策、そして生きていくためのお金を自分で確保する力が大前提であることを忘れてはいけないと思います。