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仕事のこと。~1年目、最初に学んだこと~
こんばんは。本日もお疲れ様です。社労士の森川です。今日は、皆既月食の上に天皇聖食が同時におこる奇跡の日。皆様はいかがお過ごしでしたか?
さて、昨日、開業までのお話しを書かせて頂きましたが、私のライフチャートを書くと、1番の『底』の開業1年目のお話しを書いてみたいと思います。
前回のnoteで、ハローワークの失業認定に通うのが辛いから(笑)勢いで開業した!と書きました。
……当然ながら、そのような勢いだけの開業はおススメしません(笑)
そんな私は、社労士周辺の仕事を経験したい…と思って始めたのでが、監督署の業務部の非常勤職員のパートでした。業務部ですので、当然ながら、相談にのることもなく、指導するような場面もない業務だったのですが、実務経験ゼロの私にとっては、『監督署』の内情を知るには、とっても、勉強になる仕事だったんですね。
当時は、直接相談や、労災の申請の問い合わせの電話がかかってきたので、それを担当部署へ振り分けたり、毎日、大量に届く郵便物を整理したり、労災の各種決裁書を登録し、編綴する…といった総務的な仕事をしていました。
開業前の8月から翌年の5月末まで勤務していたのですが、そこで見たこと、聞いたことは、本当に勉強になりました。
社労士にもいろんなタイプがいると、今でこそ当然のように思いますが、当時は、驚きの連続でした。
とっても、感じの良い方から、ものすごく感じが悪い方まで(笑)。
そして、行政の相談窓口には、同業の社労士が相談対応をすることが多いのですが、社労士が出ていくと、必ず『監督官を出せ…』とすごむ方まで(笑)
行政の内側から見る社労士がどんな風に見えるのか?
これを最初に知れたことは大きいですね。今でも、行政の担当の方とのコミュニケーションは細心の注意を払うようにしています。
先に調べて、自分の解釈をまとめてから、絶対丸投げで質問しないようにしています。当たり前ですけどね…。
その上で、
『不慣れで申し訳ない』
『基本的な確認で恐縮ですが…』
『お忙しいところ…』
と、必ず、言葉をはさんだ上で、『私は〇〇と考えますが、この解釈であっていますか?』と質問させてもらってます。
監督官も一人の個人ですからね。人対人のコミュニケーションをきちんと取りたいところですね。
~つづく~