見出し画像

発達障害と親子関係

こんにちは、ともです。
親子関係について私個人の話をしますと、
関係性はあまり良くなかったんですよね。
とにかく、親とうまくいかないのです。
自分の意思を踏みにじられるし、
今思えば発達障害があったために出来ないこともたくさんあったのですが、
そんなものは甘えだ!根性で何とかしろ!
というような親だったんですね。
不登校になってしまった時も、
親にひどく責められてうつ状態になり寝たきりみたいなことにもなりました。
最近になり精神疾患について学ぶうちにもしかして…と
思い当たる問題が浮上したんです。
それは、もしかしたら親も発達障害だったのでは?
という問題です。
よく言われていることに、
「遺伝子」と「環境」が精神疾患に強い影響を与えているというものがあります。
今まではなんてひどい親だろう!としか思ってなかったのですが、
親が発達障害だったとしたら?
辻褄が合うエピソードがいくつも思い当たるんですね。
ある意味当たり前なんですよ。
親子ですから似るんですよね。
DNAの設計図自体が似ているんでしょうね。
私は小学生の子供を育てているのですが、
子供もこだわりが強く、
やはり似ている部分があります。
それでも、今のところはお互いに譲り合うなどして
どうにか暮らしていますが、
私の時の親は、
人の気持ちを考えるのが難しく、
こだわりが強い発達障害のならではの言動が多く、
私自身も発達障害の特徴が強い方なので、
お互いに譲り合うなんてことはほぼなかったですね。
発達障害同士でもうまく嚙み合うなら良い関係を築けるのでしょうが、
うまく嚙み合わなかった時の親子関係はこじれやすいですね。
なによりも一番身近で閉鎖的な家庭の中(密室)で起きる悲劇なので、
悲惨なものになります。
子供の立場では経済的な部分でも親に依存しなければならず、
たとえ酷い目にあっても我慢するしか方法がないんですね。
なので子供時代は苦しいものでした。
それでも、最近になって少しずつ気持ちが変わってきました。
それは、自分の中の認識を変えるというものです。
時間がかかる大変苦しい作業ではありますが、
親との一つ一つのエピソードを、
親も発達障害だったと仮定して、
頭の中で出来上がってしまった認識を上書きしていくような感じです。
親の行動が納得までいかなくても、
あ~発達障害あるあるだなと、思えてくると少しは気持ちが楽になります。
これを苦しいですが続けていって、
自分の中だけでも認識が変わって、
そんな日が一日でも増えてくれれば、
それだけ自分の大切な時間と脳みそを、
自分の為に使えるのですからとても良い事ですよね。
なによりも、時間は自分の寿命と同等です。
その自分の大事な寿命を使ってまで苦しむのは理不尽ですよね。
自分の寿命は自分のために使いたいものです。


いいなと思ったら応援しよう!