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「パパにもできる”育児”ってなんだと思いますか?」子どもが苦手なパパに絶対に知っておいて欲しいこと。

「パパにもできる育児ってなんだと思いますか?」

プレパパ向けの講座なんかで、参加者の方によく問いかけます。

・夜泣き対応
・オムツ替え
・抱っこは任せて!
・ミルクもあげてみたい
・授乳以外ならなんでも!

色んな答えが出てきます。何ひとつ間違いなんてなくて、それこそ授乳以外ならなんだってやってやるぜ! って気概を持っているパパが多いことを心強く思います。

そんなパパたちに、もうひとつだけ意識しておいて欲しいことがあります。それは。

「”家事”も”育児”だからね!」

ってことです。

「家事育児」という言い方から、家事と育児ってべつのことって考えがちです。
でも子どものいる家庭であれば、家事は紛れもなく育児です。

「料理も? 洗濯も? 掃除も? それも育児?」
「はい。育児です」

子どもがいなければ、外食が続いても、飲みに行っても、お弁当が続いても別に構わない。洗濯物を一日に2回も回すことなんてありえないかもしれない。掃除や片づけが少しくらい滞っていたって、さほど汚れも散らかりもしないかもしれない。

けど、子どもがいるとそうもいかなくなるのです。

ベビーカーでスーパーに行けば「なんでスーパーが地下にあるんだよ!」といちいちエレベーターを待たねばならないもどかしさにイラつくかもしれない。抱っこで買い物に行けば帰り道に重さでヘタるかもしれない。

ご飯をのんびりと味わって食べるなんて、普通のことがちっともできない日々が続くかもしれない。食事の度にテーブルから床までいちいち拭くはめになるかもしれない。

哺乳瓶の煮沸。おむつ用ゴミ箱のゴミ捨て。スタイや食事用エプロンの洗濯。

数え上げればキリがないほどの”家事”が生まれます。そして、それをすることも大切な”育児”なのです。


パパが抱っこすると、どうしても泣いちゃう。
赤ちゃんとどうやって接したらいいかわからない。
帰る頃にはいっつももう眠った後。

パパもはじめての育児に苦戦するし、たとえそうは見えなかったとしても同じように苦戦しているママは、いちいちパパに手ほどきをしてる余裕もありません。

直接子どもと触れ合うことがどうしても苦手だったり、やっぱりママには敵わないと自身をなくしていてもしかたがありません。
子どもと直接触れ合うだけが育児ではない。

たとえばママのメンタルサポートも、大切な育児。
パパ自身の心身の管理だって、同じように大切な育児。

そして、家事も大切な育児。

これを意識しておくだけで、家族との関わり方って変わってくるんじゃないかと思うのです。

では、また明日。

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三木智有|家事シェア研究家
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