1年間のnoteにはちゃんと大切なことが詰まってた。〜N1グランプリをやってみた!〜
k2020年に書いた370記事の中から、個人的ベスト10を選ぶ「N-1グランプリ2020」にぼくも乗っかってみようと思います。
思えばたくさんの記事を書いてきました。noteだけに限らず、今年は本当に文章を書き続ける一年でした。
noteも「伝えたい」という強い想いで書いたものもあれば、「ねむたい〜」と朦朧とするなかで書いたものもあります。
それでも、書き続けることが楽しかったことと、それ自体にもっと向き合っていこうと思うことができた一年だったことは嬉しく思います。
それでは、個人的なベスト10を振り返ってみたいと思います。
【10位】毎朝つくるお弁当で娘が笑顔になってくれたらいいな。
なんでもない朝を描いた記事。
「伝えたいな」と思うことって、毎日あるわけでは全然なくて。そうなると、小さな日常のスケッチをどうやったら描けるかってことを考えるようになります。
うまく書けるときもあれば、ただの日記みたいになってしまうことも。
ただ、この記事はその朝の気持ちをわりとしっかり表現できたかなって思います。
【9位】夫婦で「ひとり旅」をプレゼントし合うことにした!
今年は家族で過ごす時間がいつもよりも長かったためか、これまで以上に家族の記事が多かったように思います。
そんな中。「物」以外の「時間」やら「学ぶこと」やらにお金をかけることが増えたし、そうしたことへの心地よさが高まった気がします。
その最たるものとして、早めのクリスマスプレゼントとしてお互いに「ひとり旅」のプレゼントをしあいました。
娘と過ごす時間は楽しいし嬉しい時間であることは間違いないけど、自分で自由に使える時間ではありません。
今年はそういった「自由に使える時間」が少なかったのか、とてもそれを欲していたことに気が付きました。
このような時ですから、アチコチ観光して回るというわけにはいきませんでしたが。宿にこもってお風呂に入って、本を読んだり美味しいご飯を食べたりする2泊3日の自由時間。
これは今年最高のプレゼントだったと思います。
【8位】「言葉にさせる」は結構な暴力かもしれない。
「子どもとの対話」についても、よく考える一年でした。
やっぱり娘と過ごす時間が増えたこともあるし、教育への関心が高まったことや、そもそも娘が成長してコミュニケーションをとれるようになってきたこともあります。
この「言葉にさせる」は子どもとの対話をするうえで、ついついやってしまいがち。だけど言葉にするというのは、大人にとっても結構大変で難しいことだったりします。
言葉を扱い始めたばかりの子どもに対してなんでも「ちゃんと言って」「言葉にしてくれないとわからないよ」「なんで?」「どうして?」と問いかけ続けることは、もしかしたら取り調べを受けているような気持ちになってかえって萎縮させてしまうかもしれません。
【7位】ママに喜んでもらうために家事をやってる全てのパパたちへ。
ずっとモヤモヤとしていたことを、なんとか言葉にすることができた気がしています。
もともとはFacebookに吐き出したモヤモヤだったのを、あらためてnoteに書き直しました。
「ママのため」にする家事が悪いとは言わないけれど、家事を「ママに褒めてもらうため」にやるのはいかがなものかなと思うのです。
多くのママや、家事を当たり前にやっているパパたちから共感の言葉を頂いた記事です。ぜひ、ご覧いただけたら嬉しいです。
【6位】「学校へ行かなくてもいいよ」の先にある未来。
「学校」「教育」というのが、この3年間自分の中に芽生えた大きなテーマです。
ぼく自身が学校が嫌いだったこともあり、いまは「不登校の子どもたちの学び」についてを調べています。
そうした中で、9月1日になるとあふれる「学校へ行かなくてもいいよ」の言葉。
学校へ通うことが苦痛で、苦しかったぼくにしてみればこの声がなぜ当時の自分に届かなかったと思うほど。
だけど、一方で「学校へ行かなくてもいい」はいったいいつまでのことなんだろう。ということが、当事者の悩みでもあると思うのです。
9月1日の1日のこと? 9月いっぱいのこと? 1年? 3年? どのくらいのことを指して「学校へ行かなくてもいいよ」と言っているんだろう。
そうした想いをを文章にしました。
【5位】こんなにも、ぼくの幸せのハードルが下がってしまったのは君のせいだ。
昔から「幸せのハードル」が低いことが自慢のようなわが家でしたが。
コンビニで買い物しただけで「いい買い物できた−!」と幸せになってしまう自分に、思わず笑ってしまいました。
わが家の幸せのデフレスパイラルはとどまることを知らないようです。
【4位】ママのお説教。
わが家でひと悶着あったあとに妻から「これnoteに書いてよ」と言われて書いた記事。家族で大笑いした後に、ぼくたちが感じたこの面白さを文章でちゃんと書けるのかなと試行錯誤しながら書いた記事です。
おかげさまでたくさんの方に読んでいただける記事になりました。
クスリと笑って、ホッコリと温かい気持ちになってもらえたら幸いです。
【3位】男はメリットがないと家事をしないのか??
家事シェアについての記事も色々と書きました。
男性が家事をすることが当たり前と思う人が増えた一方で、まだまだ「男性自身にとっての家事をするメリットってなんですか?」と聞かれることが多いです。
そんな言葉に対して「いやいや、メリットって」と思うのですが、家事をシェアすることの意義についてをちゃんとまとめました。
【2位】たった3切れの卵焼きだけが入った、お弁当。
今年一番読んでもらえた記事です。
なんだか、たった3切れだけの卵焼きを入れたお弁当を持たせてあげれたことが、それをほとんど躊躇することなく「娘のために」と思うことができたことが、親を6年間もやってきたひとつの成果だなと思いました。
成果というと、おかしな言い方ですが。
親が思う「こうあるべき」「こうでないといけない」という思い込みを、娘との対話の中で取り外すことができたエピソードだった気がしています。
そして、それはこの小さな卵焼きの件だけでなく、これからの娘との付き合い方の基礎になっていくだろうなとも思うのです。
ぼくにとっては。娘との対話をする上で大切なエッセンスがギュッと詰まったエピソードでした。
【1位】人生の急展開。
今年は、今後の仕事や生活への大きな分岐点を見定めた年でもありました。
ぼくたち家族にとっては、ほんとうに大きな決断です。
妻はこの決断によって、思いもしない最良の形で夢を実現しました。
娘は、ぼくたちが心から素晴らしいと考えている学校へ通うことができることになりました。
そしてぼくは。
これまでとは違った新しい目標が生まれ、それに向けて少しずつ歩み始めました。
その夢は、これまで3年間やり続けてきたことと、ぼくが人生で抱え続けていたものが掛け合わさったものとなりました。
そのおかげで、今は毎日が楽しいし、来年からの生活も楽しみでしかたがありません。40歳になっても、まだまだやりたいことや目標に向かって走り続けることができるんだという喜びでいっぱいです。
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ぼくはまだまだプロの書き手とは言えないけれど、書くことが自分にとってとても大切な核になっていることを、この一年間は強く感じました。
素敵な文章を書きたい。
伝わる文章を書きたい。
そうした想いは当然ありますが、それ以上に自分がなにをするにしても、それを人に見せたり渡したりできる形、ギフトにしてくれるのが文章だと思っています。
だから、文章を書くことを好きになれたことはぼくにとって一生の宝物なのだろうと感じます。
この1年間を改めて振り返ってみて。
毎日書き続けたnoteには、ぼくにとって大切なことがちゃんと詰まっていたなと思いました。一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。
では、また明日。
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