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子どもは家事をすることで、家族の一員になる

子どものお手伝いって、ものすごく大切なことだなって改めて思います。

家事を通して「生きる力」を身につけることだったり、創意工夫する力や忍耐力、自制心などの非認知能力を育むことにもなるでしょう。

でも、子どもや家族にとってもっとも大切なのは家事を通して子どもが「家族の一員」になることです。


▶ 貢献が居場所をつくる

人はコミュニティに属するとき、そのコミュニティにおいて自分が貢献をすることで居場所を見出していきます。一方的に何かをしてもらっているだけというのは、居心地が悪いものです。

たとえば、パパが家事育児をしていなくても「自分のほうが収入が高い」と主張するのは、家庭への貢献を主張しているとも言えます。誰だって、自分が何かの役に立っていると感じるから、その場所に居場所があると感じるのです。

子どもに「コミュニティ」という概念はないかもしれませんが、子どもって人のために何かをするのが本当に大好き。好きなお菓子を半分分けてくれたり、拾った物を交番に届けたり、重たくて持てない洗濯かごを一生懸命運ぼうとしたり。子どもって利己的なことよりも、利他的なことに喜びを感じるのだなと思います。

そう思うと子どもがお手伝いを好きだったり、やりたがるのも頷けます。親の真似をしたいという気持ちもあるけど、きっと喜んでもらいたいって気持ちがしっかりあるのでしょう。


▶ お手伝いを通して芽生える社会性

お手伝いをすることで、子どもは家庭における自分の役割をたくさん学びます。特に、家族に喜んでもらえたり、「自分が親を助けたんだぞ!」と自己有力感を感じることは大きな学びです。

自分が誰かの助けになれる経験は、子どもにとって欠かせない経験となります。それは学校でも、クラブ活動でも、習い事などでも経験できるでしょう。ですが、家庭という子どもにとって一番身近なコミュニティの中だからこそ、その成功体験をどんどん味わわせてあげられます。

誰かに何かをしてもらうのが当たり前になってしまうと、自分から動くことができなくなります。でも本当は何かをしてもらう以上に、何かをしてあげることの方が喜びにもなり、周りとの関係性もよくなっていきます。

お手伝いは、こうした社会性を身につけるもっとも身近な方法です。

学校の家庭科では、家事のスキルについては学べるかもしれません。でも、実践の場はやはり家庭になります。そう考えると、やはり家庭内でお手伝いをやらせてあげることは、学校ではできない多くの学びがあると思うのです。


子どもにお手伝いをやらせるのって、現実的にはめちゃくちゃ面倒くさいです。ちっとも戦力にならないし、自分でやった方が早いし、大きくなってくるとやりたがらないし。

でも、時間があるときだけでもいいから、やっぱりお手伝いをさせてあげたいなと思います。

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三木智有|家事シェア研究家
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