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子育ての小さな最後。

7歳の娘とふたりで、お台場へ行きました。

前の晩から「どこにいく?」と一緒にネットを検索し、テンションの上がったチームラボボーダレスに行くことになりました。

朝起きた瞬間からふたりとも楽しみで。
「わたし自分でご飯つくるから、出かける準備しといて!」と急かされながら顔を洗い。その間娘は自分で卵かけご飯を作って食べて満足げ。

手をつないで、電車に乗って、ワクワクして。

ふと、もう数年もしたらこうしてふたりで一緒に遊びに行くこともなくなるのかもな、と。

自分たちがどんな関係をこれから育んで行くのかはまだわかりません。
でも、いつの間にか沐浴もしなくなり、オムツ替えも終わり、抱っこをして歩くことも少なくなり、一緒に銭湯にも入らなくなった。

その、いつが最後だったのかは覚えてなんていないのですが。
いつの間にか小さな最後が積み重なっていくような気がしたのです。

だけど、いつか「そういえば、娘とふたりで手をつないで出かけたのは、あの時が最後だったな」というときが来るんだろうと思うのです。

その最後の思い出を、楽しい思い出でいっぱいにしたい。

イライラして、喧嘩して「もう二度と一緒に行きたくない」なんて思ったり、思われたりして終わってしまうのは寂しいから。


そう思ったら、自分も一生懸命遊ぼうって思いました。

親って、ついつい子どもがやっているところを遠巻きに眺めがちです。
ぼくも、子どもが絵を描いている間それを眺めているだけだったり、遊具で遊んでいる間も終わるのを待っているだけだったりすることがあります。もちろん、一緒になって遊ぶことだってたくさんあるけど、それは自分がやりたいかどうかだけで判断していた気がしました。

でも今日は。
娘と一緒の時間を、目一杯楽しもうと思って遊んだのです。

子どもがどれだけ楽しそうにしていても、スマホを片手に遊び終わるのを待っている時間って結構シンドイ。
「ねえ、もう終わりでいいんじゃない?」「そろそろ次にいこうよ」「それでお終い」プレイパークにはそんな声がたくさん響いているし、ぼくだってそう言うこともありました。

だけど一緒に遊んでいると、そんな言葉もほとんど出ません。

ふたりとも遊びきったという満足感とともに、施設を後にしました。

子育ての最後の瞬間は、いつ訪れるかわかりません。
振り返ってみれば、あの時が最後だったってなってしまう。きっとそんなことの繰り返しなのです。

だから、この瞬間を、真剣に一緒に楽しむってことが大事なんだろうと思いました。

では、また明日。


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三木智有|家事シェア研究家
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