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「嫌い」を大切に生きる。

「好き」よりも「嫌い」の感情の方が、あてになる気がしています。

好きなはずのことが長続きしなかったり。
好きなはずのことを、嫌いになったり。
好きだと思っていたことが、そうでもなかったり。

かくも「好き」という感情はあてにならないものだなぁと思うのです。

それに対して「嫌い」のなんと強固なことか。

嫌いな人のことは、ずっと嫌いだし。
嫌いな物は持っていると、ずっと不快。
嫌いだと思ってたことが、そうでもなかったって経験はあまりありません。

もちろん。
嫌いなことを好きになることだってあります。

時を経たことによる価値観の変化や、関係性の変化による感情の移り変わり、いわゆる食わず嫌いのように知らないことで避けていたこと。

だけど、嫌いを好きになったことよりも、長続きしなかった「好き」のほうが、ぼくはずっと多い気がしています。

なんでも「好きなこと」を大切にしよう、と言われるけれど。
「嫌いなこと」をちゃんと選択肢からはずす、という選び方だってあると思う。

仕事だって、人付き合いだって、趣味だって、片付けだって、ランチのメニュー選びだって。

なにかを選択するときに、自分の「好き」が明確にわかっていることばかりじゃない。

ピンポイントで「好き」を狙うだけじゃなく。
「嫌い」を避けた先にある「心地よさ」も大切にしたい。

だから、自分自身「嫌い」という感情を大切にしたいし、子どもにも自分の「嫌い」という気持ちに自覚的であって欲しいと思う。

「嫌い」とゃんと向き合って、なぜ嫌いなのか、どこが嫌いなのかを理解できると、なにかを選択することはずっと楽になると思うのです。

嫌いをちゃんと大切に、生きていきたい。

では、また明日。

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三木智有|家事シェア研究家
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