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なぜ夫婦喧嘩したことないのか、の最新事情を7つ考えてみた!※番外編も1個追加
なぜ一度も夫婦喧嘩した事ないの?って聞かれたので喧嘩にならない理由を考えた。
— 三木智有|家事シェア研究家・子育て家庭のモヨウ替えコンサル・小学校創設準備中 (@tadaima_Tomo) November 16, 2019
①今日の話を聞く
②論破しない
③自分にとってのベストよりお互いのベターをさがす
④正論よりまずは謝る
⑤褒めるんじゃなくて喜ぶ
⑥ダメ出しじゃなくてフィードバック
⑦明らかにえこひいきでも常に味方になる
↓
「どうして結婚して9年間も夫婦喧嘩したことないんですか?」と聞かれたらいつも「論破しないこと!」って答えていたんですが、わりとお互い日常生活の中で気をつけていることは色々あるよな、と思ったので書き出してみました。
①今日の話を聞く
別になにもなくても帰ってきたらすぐにお互いの1日について、5分だけでも話を聞きあってます。ぼくは特に妻の仕事の話を聞くのが大好きなので、会ったこともない会社の人のすごいところとか、かわいらしいところとか、色々聞いて勝手にファンになっていたりします。
ぼくは、たいてい家でひとり黙々と仕事をしているのであんまり話すこともないんですが、「眠くてシンドかったからバーピーやって気合い入れた」とか意味のないことを話ていますwww
②論破しない
中には「喧嘩をすることで絆が深まるんだ!」って人もいるかもしれませんが、それって”喧嘩”じゃなくて”議論”や”対話”のことを言っているんだろうなと思う。
結婚生活も長いので、意見が割れることは当然あります。でも相手を言いくるめたり言いなりにしようとはしないようにしています。夫婦の議論は結論よりプロセスの方が大事!
③自分にとってのベストよりお互いのベターをさがす
仕事だったらこれじゃダメかもだけど、夫婦は”正しさ”より”納得”が大事だと思う。
10:0の満足より、5:5のそこそこ満足、そこそこ不満くらいでもいいことがあると思っています。
もちろん案件によりますが。
④正論よりまずは謝る
相手が憤ってるならまずは謝罪。中身についてはそれからでいい。
中身をないがしろにするとか、悪くないのに謝るとかってことではなくて。勘違いだろうとすれ違いだろうと、イラッとするにはなにかお互いに対して感じたことがあるわけで。その原因を探って、正しい、正しくないを決めてから謝るのでは遅すぎると思うわけです。
原因は後で、冷静になってから探ればよろしい。
言い訳する前に、まず謝罪。
職場でも、言い訳ばっかりで謝罪できない人、「おれは悪くない」って言い張る人って後から謝られても全然許そうって気になれないもんです。
「電車が遅延して遅刻したんだから俺は悪くない」みたいなのってどうでもよくて、まずは謝罪。夫婦だって同じだと思うんです。
⑤褒めるんじゃなくて喜ぶ
褒めるって上から目線の評価になりがちじゃないですか? 家事してくれたら相手を評価する、よりも喜びで自分の感情を表現する方がいい。
特にこれは僕よりはるかに妻の方が上手。
⑥ダメ出しじゃなくてフィードバック
フィードバックとはつまり「どうすればもっと良くなるか」。
相手を責めるよりも建設的な議論になるように気をつけています。
議論になるか、喧嘩になるかのダメ出しの分かれ目がこれな気がします。基本的に喧嘩とは相手を責めて打ち負かす行為だと思っています。
それに対してフィードバックは、ダメなところやミスは繰り返さないように指摘しつつも、打ち負かすのではなくて良くなる方法を伝えること。
喧嘩をしない、というのはうやむやに、ガマンしながらヘラヘラとやり過ごすことではなくてダメ出しはちゃんとし合います。
当然、その瞬間はお互いムカつくわけです。だけどより良い状況になろうとしているんだ、というのがなんだかんだで伝わるので、最後には「ありがとう」となるんです。
⑦明らかにえこひいきでも常に味方
理由もなく手放しで味方になってくれるって家族の特権ですよね?
仕事の愚痴とかにしても「いや、それは君が悪いよ」なんてご指摘の優先順位は海の底くらい低くて、「そりゃあ、相手が悪い! 君は悪くない! そこまで言われる筋合いはない!」ってとにかく無条件で味方になることの方が必要だったりします。
そりゃ、なんか犯罪したとか極端なときは別だと思うけど日常生活レベルなら基本全部味方です。
⑧番外編:絶対に大丈夫、乗り越えられるとお互いを信じる
フィードバックにしても議論にしても。
前提として相手を信じているし、「これはお互いのためになるんだよね」とそこだけは疑いの余地がない、と思っています。
表面的な誤解やすれ違いはあるかもしれない、言葉尻に腹が立つことだってないわけじゃない。でもそんなときに「いや、きっと言葉の綾か、別のところに本意があるはずだ」って思うことで一旦冷静になれます。
夫婦だろうとなんだろうと。人って思っている以上に本意を伝える上手な言葉なんて出てこないし、相手の言いたいことの核を理解するなんてできないと思っています。
どんなに噛み合っているように見えても、絶対噛み合わないズレがある。
だから、言葉としては出てこない本音の「信頼」だけは信じ切ることにしています。むしろ、ここが揺らいだとしたらどんな言葉も態度も無意味になるんだろうなぁ。
***
番外編含めて全部で8つ。ぼくはどちらかというとコミュニケーションが苦手だし、話をするのも苦手なので、これらは全部妻から学んだことばかり。
万人に当てはまる魔法のコミュニケーション方法でもなんでもありませんし、「それでもうちは喧嘩する」って人もいると思います。
「喧嘩は悪いことじゃない!」って人だっているだろうし、夫婦の数だけコミュニケーションのポイントはあるのだと思います。
ただ、わが家に関してはこれで9年間、なんとか仲良くやってきているのです。
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今日も、見に来てくれてありがとうございました。
答えがないことって難しいですけど、面白くもあるなって思います。
ぜひ、また明日も見に来てください。
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