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書類整理大っきらい!だからこそ超シンプルなわが家の書類整理方法。
書類整理が大っきらいです。書類を見るだけでうんざりした気持ちになるし、それらを丁寧に管理するなんてのも嫌になっちゃいます。
だけど管理してます。フリーランスだから自宅で自分でやらなきゃならないし、子どもだっているからいろんな書類がアチコチから届く。
だからわが家の書類整理は「超シンプル」な方法で、「家族それぞれが自発的にできる」方法です。
書類整理がなぜこんなにも悩ましいのか。
それはルールも仕分け方法も様々だから。仕事書類と家庭書類では分類方法だって違ったりします。人それぞれおすすめの方法も違うし、書類への価値観も持ってる書類の価値そのものだって違います。
だけど書類整理の手前の部分。7〜8割は個別具体な複雑さって必要ありません。個別具体な複雑さとは「保管する」と決められた書類たちのジャンル分けです。
じつは「保管する」に至るまでに、書類はいくつかの関門をくぐり抜けなくてはなりません。
選りすぐりの「絶対に必要な書類」だけがこの「保管」されるという栄誉にあずかることができるのです。
何でもかんでも上手に保管すればいいってことじゃない。
今日は、この「保管」に選ばれるまでの書類をどのように整理していったらいいのか。そして「保管」に使用しているおすすめのファイルを、ご紹介します。
ポイントは「家族がそれぞれできる」「超シンプル」の2つです。
※ 今回は主催している短期集中オンラインコミュニティ型お片付けサービス「お片付けBootCamp!」のメンバー向けに書いている「お片付けの授業」からの抜粋になります。具体的に使っているアイテムなどは有料にしていますが、管理方法などはお読みいただけるようになってます。
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▷ とにかく書類整理が嫌い!!!
書類整理は、こだわり始めるととにかく細かく、複雑になりがちです。でもね、改めて宣言しますがぼくは書類整理が大っきらい。
ずらりと月別、用途別、ジャンル別などに仕分けされた書類たちは美しいと感動しますが、ぼくにはできません。大っきらいな書類整理に時間と労力をかけるくらいなら、包丁研ぎを1時間くらいしていたい(どうでもいいですが、ぼくは包丁研ぎが大好きです)。
あと、何事においても複雑なルールが苦手です。
大雑把なくせに、細かいところをこだわってしまって、そのくせ作ったルールを維持できないという残念な性格なので。。。だから、ルールは超シンプルを心がけています。
では、そんなわが家で実践している書類整理法をご紹介します!
▷ 書類が保管されるための2つの関門
「お前ら(書類)って、そもそもいるわけ??」
まずはあらゆる書類に、そう問いかけています(笑)嫌なヤツですね。書類を眺めながら「お前ってさ、そもそも何か俺の役にたってるわけ? 場所ばっかり取ってるけど?」なんて。何度も言うようですが書類がね、嫌いなんです。見てるとね、こう、イライラしてくるわけです。
そうすると、8〜9割の書類は「いらない」という結論に達します。
BootCampで再三伝えている通り、書類整理だって整理整頓の手順で進めています。
その整理。いるか、いらないかの基準はできるだけシンプルにします。
それをぼくは書類が保管されるための2つの関門と呼んでいます。
■ 1つ目の関門:「使いみちがハッキリしている」なら通ってよし!
完全に使いみちがハッキリしている書類があります。請求書、提出書類、絶対近々使う予定がある割引チラシ、確定申告や事業報告で使う領収証など。これらをぼくは書類扱いしません。これらは書類ではなくて「タスク」です。
なので、「タスクボックス」へ移動してもらいます。(タスクボックスについては後ほど ※有料部分になります)
■ 2つ目の関門:「後で絶対に手に入らなくて、なくなったら絶望するほど困る」なら通ってよし!
残念ながら1つ目の関門を越えられなかった書類を待ち受けるのが2つ目の関門。
ここを乗り越えられる書類は、ほとんどありません。
通過できるのは例えば保証書。そして契約書類。契約書類もみんなに送っているような規約が書かれただけのものは取っておきません。担当の人に言えばもらえます。(そもそも見返しません)でも、こちらも押印などしていて原本が必要、というものについては保管しておきます。
でも、取っておくのはそのレベルのものです。
なんか大事そうな書類も、大抵はあとでどうにか手に入れることはできます。
この2つの関門をくぐり抜けることができなかった書類は、シュレッターで八つ裂きにしてやります! わが家に入り込もうとしたことを地獄で悔いるがいい!
▷ 書類の移動ルートを作る
書類が家の中に入って来てから、最終保管場所まで。どのようなルートをたどるのかを決めておきます。
このルートを決めておかないと”ほどよい場所”、つまりダイニングテーブルやどこかの台の上に溜まっていくことになります。
ルートは以下の通り。
ポスト → 人別ファイルボックス → タスクボックス or 保管ファイル
▷ 書類はまず先に「人別」に分ける
書類には必ず「宛名」があります。ちなみにぼくは「宛名のない書類はゴミ」だと考えます。主にポスティングされるチラシ類。なのでまず宛名のない書類は捨てて、宛名別に個人ファイルボックスに入れていきます。
この「人別」は書類に限らずわりと大事なので、すこし触れておきます。
物には、3つの管理者がいます。
① 自分管理
② 他人管理
③ 共有管理
①自分が管理する物です。②は自分以外の人。③共有は、誰の物ってわけでもないみんなの物です。たとえば食器、キッチンツール、爪切り、リビングの文具、トイペや洗剤などなど。
これの大事なところは、所有者ではなくて管理者というところです。所有者はあまり関係ありません。
つまり片付けとは、物の所有者が行うのではなくて「管理者」が行っているのです。
小さい子どもの衣類とかはわかりやすいですね。子どもの服だけど、管理しているのはママやパパだったりします。この場合、その場所の収納をつくるのは「管理者」になります。
キッチンツールとかも、料理をする人の管轄になることが多いですよね。
もう少しだけ余談を続けますが、共有管理の場所の特徴は「共有している人みんなでしまい方を決める」必要があること。そうしないと「しまい方のルールを決めた人以外は、その場所に対して責任感が生まれにくい」です。せっかく考えた整頓を適当に荒らされる原因です。
この話を続けると長くなっちゃうので、ここらへんで本題に戻ります(笑
ファイルボックスは管理者ごとに作ります。
共有ファイルボックスには、主に娘関連の書類を入れており、ぼくや妻がその時々で処理しています。
▷ 人別ファイルボックスからタスクボックス or 保管ファイルへ!
人別ファイルボックスはあくまでも仮置場です。
この人別ファイルボックスにベストだと思っているのがこちら。
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