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臨床工学技士がSGLT2を勉強してみた
Introduction 維持透析、循環器業務に従事する臨床工学技士にとって、糖尿病は相変わらず維持透析の導入疾患1位であり、低血糖では大急ぎでブドウ糖を回路から注入することもあり、2枝・3枝病変の動脈硬化性病変では、(1)糖尿病がない場合にはCABGとPCIの成績に大きな差はない、(2)糖尿病があると、いずれの手技も非糖尿病の場合に比べ成績が劣るが両者を比べた際にCABGが優れる、(3)LMT病
もっとみる心不全療養指導士への道(CEからCEへ)
なんで受験しようと思ったか? CEの業務では体外循環、心カテ、植込みデバイス、人工心臓といった心臓疾患に対する関連する業務を行っていることから、"心不全"に関りを持っている気分であった(関りを持っている事は確か)。しかし、生命維持管理装置を扱う職種であることから、出番は急性期からその先であることがほんどであり、その前、その後は思っているほど関りが無く、患者さんに提供される"トータルの心不全管理"に
もっとみる北九州という街(環境編)
少し、仕事関係のことばかりですので、たまには息抜きを。
北九州市ってどんな所?
自分の住んでいる街を調べてみます。 北九州市の歴史は、明治に入り、日本の産業近代化により鉄道のレールや大きな船舶を作るため多くの鉄が必要で、多くは外国からの鉄製品を輸入に依存していました。そこで政府は、国内で鉄を作りたいと考え、現在の北九州市八幡に、日本で初の銑鋼一貫製鉄所・官営八幡