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ラオスとわたし

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ラオスに関わるわたしの想いを綴った記事を集めています
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#ラオス

なぜ青年海外協力隊に参加したのか

2018年7月から2020年6月まで、青年海外協力隊(JICA協力隊)のコミュニティ開発という職種で、ラオスに派遣されていた。 青年海外協力隊に参加するというのは、2017年の春募集(4月~5月)で応募し、その年の8月に合格発表、いくつかの研修を経て2018年7月に任地に赴任という応募から派遣まで1年以上、そして、任地での2年間を合わせて、協力隊生活全体で考えると3年以上という長期間のボランティア活動となる。 なので、転職とも違い、ボランティア3年以上となると、場合によっ

ラオスへの想いをsiimeeというブランドにこめて

こんにちは。加藤 友章です。 夫婦でsiimeeというブランドでラオスの布を使った洋服や雑貨の製造・販売の活動をしています。 ブランドサイト: siimee ~Color is Living~ 初note投稿ということで siimeeの活動としてnoteを始めた理由とsiimeeブランド立ち上げに至った想い、そしてブランドの今後について 書き記します。 私がnoteを始めた理由では、そろそろ本題に入ります。 私がsiimeeの活動の一環としてnoteを始めた理由は、ブラン

ラオスに関わる活動をライフワークにしたいと考えた原点

最近『「現場」=「エネルギー」』というフレーズに触れた。 言葉で聞くと「そうだよな」と思うけれど、実際に今、実感している。 私は、青年海外協力隊活動中の2020年3月22日にラオスから帰国した。その後、siimee(シーミー)というラオスの織物を使ったアパレルブランドを立ち上げた。 しかし、帰国以来、コロナ禍で2年6か月もラオスに行けておらず、覇気や主体性が失われつつある。いわゆる「エネルギー」の枯渇である。 2018年7月から協力隊としてラオスに赴任し、2年間の任期のう

人生は選択と偶然の点と点が繋がって作られている

スティーブジョブズの名スピーチの中で「点と点をつなげる」という話がある。自分の人生を振り返ると、まさに選択と偶然の点と点がつながって形づくられている。 小学校3年生くらいだったか、突然、自宅に英語塾の営業がやってきた。 母は、その営業にしっかりと営業をされ、なぜかわからないが、即決で私を英語塾に入塾させることを決めた。 それが、私の人生の始まりの「点」だったかもしれない。 英語塾に入塾して以来、外国に興味を持ち始め、外国との接点は、私の中学・高校・大学時代において、必要

不法労働なんて別世界の話だと思っていた

最近、東南アジアでは、不法労働入国・人身売買が報道されている。ラオスも例外では無い。 この記事は数千人ものラオス人がマレーシアに行って不法労働させられている、という報道だ。主な目的は売春としての労働である。 こういった報道を見ると、途上国だなぁと感じる方々も多いかもしれないが、現地に住んでいても、正直あまり聞かない話だった。あまり住む世界には居なかった。 だけど、この報道で取り上げられている状況が今まさに身近な人の身におきているのかもしれない。 ラオスのある手工芸品の

ラオスにはすごい人がたくさんいる

ラオスの産業、と聞くと農業をイメージする人が大半だと思うが、そんなイメージをもたれた方には、ぜひこれを見てほしい。 (現状、主産業が農業なのは間違いない) LOCAというラオスの配車アプリを作ったラオス人である。2019年ころから、日本人を含む外国人の間で、かなり利用されているアプリである。 このLOCAという会社は、最近ラオスでEVの普及を目指し、かなり積極投資を行っているらしい。 この記事、日経新聞なのだが、今まで日経新聞でラオスの記事が取り上げられるのは2021年に

ラオスを届けるための挑戦『siimee』

以前、ラオスに関わるうえで「0から1に」することを 目指したいという記事を書いた。 今回は、この記事の思いと、現在行っている活動との繋がりという視点で、もう少し具体的に書いていく。 現在、私はラオスの布を素材としたアパレルブランド『siimee』を 2021年3月に、妻と共に立ち上げて活動している。 妻ともよく議論するのだが、この『siimee』というブランドは、先の記事に書いた「0から1に」という意味で、並々ならぬ挑戦なのである。 2020年3月の日本帰国後、『sii