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ラオスとわたし

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ラオスに関わるわたしの想いを綴った記事を集めています
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2022年11月の記事一覧

なぜ青年海外協力隊に参加したのか

2018年7月から2020年6月まで、青年海外協力隊(JICA協力隊)のコミュニティ開発という職種で、ラオスに派遣されていた。 青年海外協力隊に参加するというのは、2017年の春募集(4月~5月)で応募し、その年の8月に合格発表、いくつかの研修を経て2018年7月に任地に赴任という応募から派遣まで1年以上、そして、任地での2年間を合わせて、協力隊生活全体で考えると3年以上という長期間のボランティア活動となる。 なので、転職とも違い、ボランティア3年以上となると、場合によっ

ラオスにはすごい人がたくさんいる

ラオスの産業、と聞くと農業をイメージする人が大半だと思うが、そんなイメージをもたれた方には、ぜひこれを見てほしい。 (現状、主産業が農業なのは間違いない) LOCAというラオスの配車アプリを作ったラオス人である。2019年ころから、日本人を含む外国人の間で、かなり利用されているアプリである。 このLOCAという会社は、最近ラオスでEVの普及を目指し、かなり積極投資を行っているらしい。 この記事、日経新聞なのだが、今まで日経新聞でラオスの記事が取り上げられるのは2021年に

ラオスを届けるための挑戦『siimee』

以前、ラオスに関わるうえで「0から1に」することを 目指したいという記事を書いた。 今回は、この記事の思いと、現在行っている活動との繋がりという視点で、もう少し具体的に書いていく。 現在、私はラオスの布を素材としたアパレルブランド『siimee』を 2021年3月に、妻と共に立ち上げて活動している。 妻ともよく議論するのだが、この『siimee』というブランドは、先の記事に書いた「0から1に」という意味で、並々ならぬ挑戦なのである。 2020年3月の日本帰国後、『sii