ふわとろチーズケーキが出来た
わたしの中での定番チーズケーキ
また食べたいなぁと夜中つくった。
今回は無農薬のレモンも手に入ったから
皮も実も絞って入れて。
そしていつもより卵黄多めで。
焼き加減を
オーブンの上段、下段に分けて焼いてみた。
後半は表面の焦げ目をちようどよい加減でとめてからアルミホイルをかぶせて
中身だけをじっくり焼きたいから下段に移して。
昨日焼いて今朝馴染んだのを確認して
冷蔵庫に入れて冷やして実食。
カットしている時から感じていたのだけれど
今回のチーズケーキ。
いつもと違う感触。
ふわとろでレアチーズケーキ?な感じだけど
いやな生な感じもなく、程よいふわとろ。
何とも、言えない絶妙な感じで。
レシピってあっても単純なようだけど
やっぱりその都度のちょっとした加減で変わる。
作り手のいまここも入るのだろうから
毎回ぜったい同じはないし、出来ない。
それが実にわたしはいいと感じていて。
これはお菓子づくりに限らず
すべてにおいてそう思っているんだけど。
なんでもいまここの転写だと思っているから。
物言わずともすべてに伝わる。
だからこそ
自分のいまここを出来る限り整えてからと思う。
だから作るに至るまでの工程で
あちこち整っていないと出来なくて。
とりかかるまでに時間をかける。
気を集中してやるには
周囲がガチャガチャしていては落ち着かない。
心をそこに安心して取り組めるように環境を整える。
わたしにとってかなり神聖な儀式のようでもある。
特にシンプルな材料や工程のものってそう感じる。
こないだパティシエさんと
そんなことを話してて
シンプルなものこそ出るよねぇ〜と
わかる!わかる!と一致して嬉しかった。
自分のとっておきのレシピも
気軽に教えてと言われても
そう容易く聞こうとされることも
なんかショック〜ということも一致して。
自分の心から納得いくレシピに出逢うまでの
プロセス
それはなかなかのこと。
ピンと来るレシピに出逢えること。
数々のレシピを試して
失敗もして
自分なりに心から納得するまでのものに
出逢える確率ってなかなかだから。
それを知らずして聞かれると。
なんかその扱いにショックを受ける私がいる。
心が狭いのかしらん?ケチっ?と、思うけど。笑
結構そこに至るまでのプロセスって
自分にとっての宝だから。
私はそういうことも、含めて
大事に人を扱いたいし
わたしもそういうことをわかってもらって
大切に扱われることに
安心するのだなぁと感じる。
そんな細かやかなことにも
配慮出来るようでありたい。
今日のなんともふわとろで
まろやかな優しいチーズケーキを食べて。
そんなことを感じられるいまが嬉しかった☺️
今週苦手なことに取り組んで
ひとまずやり遂げておつかれさんでもあったけど
またそこからたっぷり充電して
整えてこんな美味しいチーズケーキに
出逢えた喜びに浸る日曜日なのでした。
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