謝りたくないんだろうな...
どこで見つけたのかをメモしていなかったのですが… どこかで見つけて、心に留まった Web ページが Google Keep のメモに残っていました。
誰の格言?
この格言は、上記 URL ではグレース・ホッパー(Grace Hooper)の格言・名言として紹介されている。
しかしながら、以下のページによれば、グレース・ホッパーがこの格言を用いたのは 1982年であるものの、それよりも 100年以上前の 1846年に出版された書籍「Lives of the queens of England, from the Norman conquest.」の中で用いられているのが確認されているみたい。
1846年以降にも新聞や報告。書などで用いられているのが確認されている。
グレース・ホッパーが考え出した(初出の)言葉ではないものの、グレース・ホッパーの格言として紹介されるのは、それだけグレース・ホッパーが影響力の大きな人だったからなのでしょう。
誰の格言かはともかく…
この格言にはとても納得できる。
多くの場合は、この格言のように実行してしまい、結果が得られていれば、「謝った方が楽」というよりも「謝るどころか褒められる、感謝される」という感じになると思う。
しかしながら、謝らなければならないケースというのは、「スピード」や「結果」よりも「段取り」を重視するんだと思います。そういったケースは、謝るのもいろいろと面倒…
とは言え、そういったケースの場合でも、
事前に正規の「段取り」で許可をもらう。
事後に正規の「段取り」を守らなかったことを謝る。
のどちらが簡単なのか、と言われれば後者の方が簡単なのだと思います。
「段取り」を重視する環境
そういった「段取り」を重視するような環境の場合、簡単かどうかというよりも、「謝る」「謝罪」「失敗」といったマイナスと受け止められるような状況を嫌う/避けるように感じられます。
そんな感じなので、後者(許可を得ず、後で謝る)ではなく、前者(正規の段取りで許可を得る)を選択しようとするでしょう…
また、そういった環境での「段取り」は多段階の許可・承認が必要な上に、前例のない試みに対する抵抗感が強いので、正規の段取りではなかなか実行に移すことはできないでしょう…
こんな状況って、誰得なんだろう?
許可・承認する立場の人にとって、
ミスをしないこと
成果を出せないこと
のどちらがマイナスになるんでしょうね。もう少し、マクロな視点で考えて欲しいな…
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