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"想い"  言葉の風に乗せて…

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純粋も、綺麗でないも、ひとつの"想い"。
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2015年12月の記事一覧

もう、届かない。

空気が白く、冷たく
頬をなぞった。

何度目かな…?

君の"となり"を歩いた日々
すべてが初めてだった。
輝いて見えた。
当たり前のような言葉が
とても愛しくて、この胸を熱くさせていたー。

ほんの些細な言葉ー
ふたりの間
すきまが溝に変わって
戻れない、と悟った
悟ってしまった… それが自分。

もうそこに
手のひらから零れるものはない
見落としていた
"心"の一滴…
気づいていたら 君の背中

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