もう、届かない。
空気が白く、冷たく
頬をなぞった。
何度目かな…?
君の"となり"を歩いた日々
すべてが初めてだった。
輝いて見えた。
当たり前のような言葉が
とても愛しくて、この胸を熱くさせていたー。
ほんの些細な言葉ー
ふたりの間
すきまが溝に変わって
戻れない、と悟った
悟ってしまった… それが自分。
もうそこに
手のひらから零れるものはない
見落としていた
"心"の一滴…
気づいていたら 君の背中を離さなかった
でもー
きっと…
そう 信じている。
夜空を見上げて
星が流れたら
願うのは ただ一つ
おめでとう
君に出逢えてよかったー。