見出し画像

自分らしさは「他者評価」?


「あなたらしいね。」

そう評価された経験、ありませんか?



  • 好きなことにまっすぐな自分

  • うっかり忘れ物をしてしまう自分

  • 映画でつい涙がでてくる自分



相手から評価される

「あなたらしさ」は、転じて

「自分らしさ」なのでしょうか。



「あなたらしさ」を、

雨でびしょ濡れになるように、

浴び続ける毎日。



たくさんの言葉によって、

「自分らしさ」をつい見失うことも。



今回は、「他者評価」による

「あなたらしさ」を紐解き、

『本来の自分らしさ』を、

改めて自覚するコツをご紹介します。






「あなたらしさ」を浴びる



友人から、信頼している仲間から、

電車で隣の席に座っている人から、


自分以外の人から見られた時に、

「あなたらしさ」が形成されます。




「君は○○な人だよね」という言葉で、

私たちは自分を認識しているかもしれません。




けれど、友人関係にヒビが入ったり、

職場環境が合わなかったり、

過剰な適応を求められたりすると、


「君は○○な人だよね」という評価が、

途端に息苦しくなってしまいます。





この息苦しさ・やるせなさに、

どう向き合えばよいのでしょうか。





「他者評価=自分の価値」ではない



「他者評価」を整理してみましょう。




例えば学校による通知表は、

あくまで「学校都合」による評価。


会社による人事評価は、

あくまで「会社都合」による評価。




多くの人は、(私もそうでしたが、)

「評価されることが成功」

と掲げているのではないでしょうか。



その結果、評価されないことが、

社会に必要とされていない」

と感じ、自己否定に陥るのです。



こうなってしまうと、



自分らしさを探そうとしても、

「そもそも自分には価値がないのでは?」

という思考が邪魔してしまい、

『本来の自分らしさ』は見えづらくなります。



そのため、

「君は○○な人だよね」という評価で、

「自分は価値のない人間だ」

と認識することは、もはや誤解です。



この評価によって

息苦しさを感じる要因は、


「他者評価」で成り立つ「あなたらしさ」に、

『違和感』を覚えるからだと考えています。





『違和感』が自分らしさ



「あなたらしさ」を浴びた時、


『何か違うんだけどなぁ』


と、違和感を覚えたことはありませんか?



例えば、

「優しいね」「真面目だね」「リーダータイプだね」

と言われても、どこか違和感がある。


でも、これを否定するわけにもいかず、

そのまま生きてしまっていませんか?



この『違和感』こそが、

本当の自分が顔を出すサインなのです。





『本来の自分らしさ』は自然発生する



「あなたらしさ」に違和感を覚える瞬間、


『その言葉が、自分の本質とはズレている』


という現象が起こっています。




このズレに注目してみましょう。




他者にとっては、

表面的な部分しか見えないからこそ、



「あなたらしさ」による他者評価は、

『自然と生まれる行動』で評価されているのです。



つまり、『自分らしさ』を見つけるヒントは、



『自然と想像してしまうこと』

『ついやってしまうこと』



ここから紐解くことが大切です。




「あなたらしい」評価とは無関係に、

自分の中から湧き上がるものです。




自分の中にある価値観を見つけ、

それを大切にすることが、

『自分らしさ』を取り戻す第一歩です。





まとめ



「あなたらしさ」は、他者評価。

多くは他者都合で作られるレッテルです。



そして「あなたらしさ」は、転じて、

『自分らしさ』を確かめる、

素敵なきっかけになります。



「あなたらしさ」にズレを感じたとき、

自分の無意識の行動に目を向けることで、

本来の自分を取り戻せるからです。



なので、「君は○○な人だよね」という評価、

「あなたらしさ」に違和感を覚えるのは、

悪いことではありません。



本当の自分が、

『ここにいるよ』

と教えてくれているサインだからです



ぜひ、小さな『違和感』を無視せず、

「自然にやってしまうこと」に、

目を向けてみてください。



すると、他者評価ではなく、

自分の感覚に基づいた、

『自分らしさ』を取り戻すことができます。



『自分らしさ』を大切に生きる、

あるいは、そう生きたいと願う人を、

私は心から応援しています!





いいなと思ったら応援しよう!