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【編集後記シリーズVol.3】『決定版 通園・通学バッグとグッズの超きほん』

編集担当者に担当作品をインタビューする『編集後記』シリーズ。
今回は通園バッグ作るならこの一冊!ナンバー1人気のロングセラーがリニューアルして登場します。『決定版 通園・通学バッグとグッズの超きほん』について編集担当のM信にインタビューしました!

質問①🎤「企画したきっかけ・経緯を教えてください」

M信
そもそもは、2012年に『通園・通学バッグの超きほん』を発売したことです。

通園・通学バッグの超きほん―切って使えるぬいしろつき実物大型紙つき! (主婦の友生活シリーズ)

お子様をお持ちの方はご存じのように、入園時には保護者がバッグなどを手作りしてもたせるという慣習がある幼稚園や保育園が多いのです。

…が、主に30代と若い世代ですから、すべての方が裁縫が得意なわけでなく、裁縫は苦手、ミシンは使ったことがないという方も多く、途方に暮れるという話を、耳にしていました。

そんな困った人をお助けしたい!ということがきっかけです。

おかげ様で好評を得て、2016年には『新版 通園・通学グッズの超きほん』、2020年には『通園・通学グッズの超きほん+マスクとサブバッグ』と
4年ごと(関係ないけどオリンピックイヤー)に2回の改訂版をだすことができ、今回は3回めの改訂となりました。

質問②🎤「制作エピソード(楽しかったor苦労した点)を教えてください」

裁縫がまったくわからない人がターゲットですが、著者の水野佳子先生も、担当ライターの岡田範子さんも、文化服装学院を卒業された専門家。
どこまでがわからないのかが、逆にわからず…研究しました。

たとえば、布を縫う前に重ねて「待ち針を打つ」のですが、
どこに、どの順番で打つのか、また、打つだけでなく、反対にどこで抜くのかも書きました。

ちなみに前の本では、裁縫をしたことがない弊社のパパ社員が実際にバッグ作ってくれたのですが、
無事に完成できたと報告をいただき、ほっとした思い出があります。

質問③🎤「どんな方に読んでほしいですか?」

入園する子どもさんのご家族など周囲の方がメインターゲットです。

でも掲載しているバッグやグッズは普段に使えるものも多いので、
子ども用の目的ではない方にもソーイングの基礎本として使っていただけると嬉しいです。

質問④🎤「予定されている宣伝やプロモーションなどあれば教えてください」

今回、リニューアルにあたり、メインのバッグセットと、お弁当セットは新しく作り直しました。

ボトルホルダーは今回初掲載のアイテムです。
水野佳子先生から、「読者の方にプレゼントしてほしい」と新規の作品をすべて寄付いただいたので、お渡しできる企画を考えています。

質問⑤🎤「編集担当いちおしの見どころ・注目ポイントを教えてください」

本書の売りはなんといっても「そのまま切れる実物大型紙」です
「実物大型紙」が付録についている本は多いのですが、
それを使うには、

①型紙を広げて薄紙を重ね、
②薄紙に線や合印を写し取り、
③その紙を切って使う

…というプロセスが必要です。
本書の型紙は、付録の紙をそのままはさみで切って使えるので、①②は不要!
手間も時間も短縮、大きなサイズの薄紙を買う必要もありません。

決定版 通園・通学バッグとグッズの超きほん
著者:水野佳子(著)
カテゴリ:手芸・手作り
発売日:2024/12/18
ISBN:9784074602049
判型・ページ数:AB ・ 72ページ

定価:1,650円(税込)

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