医療と地域をつなぐ
昨日書いてから、なんとなく頭をぐるぐる。顔を洗うのに水を流していたら頭の中にはっきりかたちが降りてきました。(シャワーを浴びてたり、お風呂に浸かってたりぼけーとしてると考えが降ってくることが多い、面白いですよね。)
医療現場は今後どんどん手術した方の退院が早くなって、医師の判断によっては退院後の外来のリハビリももしかしたらいらないと判断されるかもしれない。かつ外来のリハビリにも期限があって、患者さんは病院を卒業することになる。でもリハビリの手厚さに慣れた患者さんはスポーツクラブで自分でやることに不安や面倒さ(結構多いと思う)を感じる方も多く、不安を抱えるのはそこを薦める理学療法士などのリハビリスタッフも一緒だと思う。かつて私も同じことに悩んだのを覚えている。
でもピラティスを学び、教えるようになってピラティスのトレーナーの中には理学療法士と匹敵するくらい知識があって、体に対しての好奇心や探求心が強い方がたくさんいらっしゃることに気づいた。ここをどうにか生かせないか。
私は理学療法士なので、病院で働いている方との面識もある。パイプになって、卒業した患者さんが安全にピラティスを受けられるスタジオをお伝えする。理学療法士はトレーナーさんに患者さんの情報を伝えられる。トレーナーさんは動きを通しての情報を送り返す。このつながりができていったら、整形外科を早めに卒業して、地域のスタジオでボディワークをする流れができる。そうすると医療費の点から見て、日本にほーーーーんの少しだけど貢献ができる。そしてトレーナーさんは職域が広がる。
なぜボディワークの種類をピラティスにしたのかというと、身体の扱い方の質を高めやすく、安全に行いやすいから。少しずつ動きの中で応用していきたい場合にジャイロキネシスやジャイロトニック、ヨガもすごくよいと思う。
この考えが具体化するきっかけは、知りあいのPTさんが転職をして膝に痛みがあったり、手術後の方のリハビリをすることが増えて、オンラインのトレーナーズラボを受けたいと言ってくれたことから。
概念から学ぶ理学療法士と、動きから学ぶトレーナーでは、伝え方や学ぶ順番が違うと感じています。幸いにも、30日のラボにはトレーナーさんもPTさんも参加してくださる予定。それぞれの言葉を使い分けて、お互いの理解が深まればと思います。そして、PTさん向けの情報を増やして、内容を少し変えようと思案中。でもまだ手を付けてない。がんばれ、わたし。(笑)
なにはともあれ、自分のからだが快適だと、すこやかな毎日を過ごせます。そうすると、自分も、自分のまわりにいる人たちもハッピーだと思う。
その輪が広がっていくと、健康な人たちが増えていく。そうしたら国のお金はもっと必要なことにかけられる。福祉とかね。できれば軍事力じゃないところにどうかお願いします。
そうしたらもっと日本は幸福な国になるんじゃないかな。
そのほーーーーんのちいさな芽だけど、できることを積み重ねていきたいな。という意思表示。今日もいい日になりますように^^