感じるは悟り

人はもともとワンネスだっという。

繋がっていて、何でも分かりあえて、安心して、心地よくて、そしてつまらなかった。

だから、地球ゲームに参加しにきた。人間ども。

感じること。味わうこと。

分離から再び統合するとき、その差を五感で味わう。

その皮膚の触覚を感じるのは、あなたとわたしは違うから。そして、あなたとわたしが触れたから。

その痛みを感じるのは、わたしの中に異質なものが生まれたから。そして、それにわたしが触れたとき痛みを感じる。

その臭いを感じるのは、わたしに異質なものが入ってきたから。そして、それがわたしに触れたとき臭いを感じる。

その味を感じるのは、わたしに異質なものが入ってきたら。そして、それが私に触れたときに味を感じる。

その感情が沸いてくるのは、わたしに異質なものが入ってきたから。そして、それが私に流れ込んだときに感情を感じる。

感じているときその境界線はあいまいになる。わたしとわたし以外の境界線。そのあいまいはワンネスだった感覚に触れるとき。

悟りは差取り。

味わうことこそ、地球に生まれた醍醐味だった。

そして、その感覚はいづれなくなっていく。

それはその差がなくなったから。わたしになったから。わたしはそうして永遠に拡大していく。

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