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本当に残念だと思うなら

長らく地元で愛されていたデパートやお店などが
老朽化や昨今の状況で撤退や閉店をしていきます。
そして、
撤退のニュースや店舗前の閉店の張り紙を見て、
存続を希望する声や、なくなって寂しいなどの声が
SNSの投稿で流れてきます。

   え〜!? よく行ってたのに。
   美味しかったのに、残念。

でも…。
なくなると困るって本気で思ってる?

だって、そのお店でしか手に入らないものはないから。
ネットでも他店でも買うことはできるし、そのお店の
味を堪能することはできなくても、他に美味しいお店が
あるから。
かく言う私も「え?あのお店が?」とは思います。
「もう1回食べに行きたかった」と。

だけど、あとの祭りです。

なくなって残念って本当に思うなら、
なくなる前にそこのお店でもっと買い物すれば
よかったのでは?
なくなって残念って本当に思うなら、
残念って投稿するのではなく、利用してよかった
ことを発信して、宣伝してあげればよかったのでは?

とは言え、
お気に入りのお店を全て存続できるように利用
し続けるというのは、一個人の力では到底無理
なことです。  
時代は変わっていくもので、利用する人のニーズも
変化していて、その流れに乗れないと存続すること
が難しくなっていくのも仕方なのかなと諦めるほか
ありません。

  *  *  *

先日のこと。

「昔から利用していたお店がなくなっていて
ホントにもうびっくりした。まさかあのお店がねぇ」
と、そのお店と同業の我が家を訪ねてきたお客様が
いらっしゃいました。
「どちらのお店ですか?」と尋ねてみたら、
もう10年以上前に閉店したお店でした。
つまり、その方にとっては、10年以上にわたり
利用する必要がなかったお店(業種)だったわけです。
いざ必要なものが出て初めて知る...それくらいの
長いスパンでしか訪れないお店ということです。

この早い時代の流れに乗っていくのは大変です。
我が家とて、毎日綱渡りのようなハラハラドキドキ
の日常を送っています。

大変なのだけれど、ギリギリを攻めてるみたいな
スリルがたまらない(笑)
倒れないように、最新情報を探りながら、常に
立て直しを図りながら邁進するしかないのです。

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