誰かのことも考える天使と悪魔
『THE RULES OF LIFE』
リチャード・テンプラー著 桜田直美 訳
この本には
全部で111個の"人生のルール"が書いてある。
読み進めたら、メモしたいことがいっぱいで
ふせんを貼り始めたらふせんだらけになったので、
忘れないようにnoteに書いておこうと思う。
111日かけて一つずつ。
個人的成功のための55のルール
9 悪魔の選択ではなく、天使の選択をする
「その選択は誰かを傷つけるか」を考える。
お笑いの人たちのネタでもよく使われる
『天使』と『悪魔』のコント。
ピロロロ〜〜ン♪っと、天使と悪魔が交互に
現れて、頭の上で口論をするコント。
あれって大抵『自分』が損するか得するかで
口論しているような気がして、心の中で
「天使、勝て!」って応援ながら戦いを見届けて
いるけれど、コントじゃなくて自分自身のこと
だったらどうだろう?
・自分が傷つきたくない
・自分が損したくない
・自分が嫌われたくない
って考えていないだろうか?
困った人を見かけて、
「あの人を助けた方がいいかなぁ?」
と思った瞬間、天使と悪魔が出てきてないかな?
「すぐ助けに行った方がいいよ」
「いや、今急いでいるし」
「あの人を助けてたら遅れちゃう」
「助けないと後味悪いよ」
「でも面倒なことにならない?」
なんて。
引っ込み思案だった若い頃の私は、こんな場面では
悪魔が勝ってしまって、足がすくんだ。
誰か…誰か、助けてあげて〜と他力本願に祈るだけ。
(こんな場面ですぐ助けに行く人と生活をともにして
いるうちに、足も手も口も動くようになりました)
この本にあった
「『その選択は誰かを傷つけるか』を考える。」
の言葉は目からウロコだった。
自分が…じゃなくて、
『誰か』=家族、友達、知り合い、通りすがりの人など
を傷つけるかどうかを考えて行動する。
偶然見かけた『誰か』が傷つくことを見過ごさず
天使の行動を選べる人に私はなりたい。
自分を押し殺して我慢して…ではなくて、
自分も誰かもWin-Winになるように。
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