着物を着てたってがっつり食べます
実は私、白米が大好きです。
外食でセットメニューを頼んだ時は大抵「ライス」を
選びますし、普通盛りは余裕で食べ切ります。
それは、洋服を着ていても着物を着ていても同じこと。
でも、世間ではまだまだ
「着物を着たら苦しいから、あまり食べられない」
という認識が高いんだなと実感する出来事がありました。
先日、桜柄の着物と帯はもうそろそろおしまいかなと
思ったので、最後にこれを着て桜を見に出かけました。
そしてお楽しみのランチ♪
みんなでランチを注文した後、ライスを運んで
来ながら気を効かせたらしいオーナーさんが
声をかけてくれました。
「この量、食べられますか?減らすこともできますが」と。
え?どういうこと?
今までどこで食べてもライスを残した
ことなんてないけど?
一瞬の間ののち気がつきました。
着物を着てるから、このお客さんは食べられずに
残すに違いないと思われたんだなって。
残さんよ。
なんなら
「このお店のライスの盛り、少ないな」
って思ったくらいよ?
なんてことは口に出さず「減らさなくて大丈夫です」
と笑顔で返答し、きれいに食べ切りました。
着物だからって少食にはならないのよ〜。
もし"着物を着ていると苦しい"って感じたなら、
それは紐や帯の締め方に問題があるんです。
きれいに着こなしているご婦人方の帯付近を見て
みてください。
帯の下線はしまっていても、上線にはかなりの
余裕ができるように巻いています。
横からの着姿を見ると前下がりで後ろが上がって
います。
要は、腰骨の上はぎゅっとなっていても、胃袋
付近はゆるく結んでいるんです。
だから、ご飯もバッチリ食べられるし、苦しさも
感じません。
苦しいというよりむしろ、腰がまっすぐ立って
気持ちいいです。
そしてご飯もがっつりいけます。
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