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「木」の命をつなぐ- デザインができること

2020年にテナントを借りて、おみせづくりをスタートさせ、
2021年1月にオープンした「CafeBarひととてま」2024年9月18日にクローズします。

みなさまありがとうございました。

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物件は賃貸で借りてるので、
退去にあたり大家さんとあれこれ相談。

要望として強く出されたのが、
「テナント(私)が植えた植物、葡萄と木苺を伐採、抜根すること」

指示された言葉の表現が「もっと他の言い方あるでしょ。」という感じのイマイチな言葉で、「こんな人もいるのか。」と驚きでした。

ハートが分かり合えない人との仕事はしたくないので、
葡萄と木苺ちゃんたちには本当に申し訳ないけど、
退去に合わせて掘り起こしてもらうのをいつもお世話になってる造園屋さんに9月の退去前にお願いしてる。

殺風景だった2020年の私が借りた時の店舗の様子。

初めてこの物件に出会った日の写真

スクスクと、せっかく育ってくれた植物たち。
年々なりものも多く、今年は特に木苺、ブラックベリー、山葡萄ともに豊作でした。

わかりあえないことへのあれこれを並べてもなんの解決にもならないし、
植え替えも検討したけど、
「盛夏だし、植え替えてもそのまま良く育つ可能性は難しいよ」と、
造園のプロからのアドバイスもあり、今あるうちにちゃんと大事に楽しませていただく企画を雑草研究所所長、早房さんにお願いしてワークショップイベントを企画しました。

『雑草研究所』
名前を聞くだけでわくわくします。

雑草を愛して、愛でて、美味しくいただいたり、
採取した雑草で暮らしを楽しむアイテムをつくったり、
魅力的な活動をされてる早房さん。

ぜひお会いしたい、ワークショップに参加したい!
と、参加させていただいた5月に伊豆高原で開催された、
「初夏の野草を観察し、摘んで食べる。竹水、蒸留水を使って化粧水をつくる」ワークショップ。


つわぶきを採取する所長 これも食べれる


ランチのお料理の様子 ハルジオンも調理して食す

盛りだくさんすぎて、新しい知識と感動の嵐で、写真記録があまりなかったのですが・・あっという間の濃厚な楽しい時間でした。

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これはぜひ一緒に「木」の命をつなぐのを一緒にお願いしよう。
ということで、「山葡萄でビネガーをつくろう!」という企画になりました。

まだ完熟じゃないので、青い葡萄のままですが、
どんなビネガーになるのか。
所長と一緒に実験したいと思います。

CafeBarひととてまではいまブラックベリーが最盛期です。
黒く黒く熟したやつは甘く美味しい。
ケーキにのせたり、お酒につけたりとありがたくいただいてます。

こんな小さなお店でも、少しの土でも、植物たちは1日また1日と育ってくれてます。

植物とともに生きる方に、命をつなぎ、いかし使い続けられるように。
土にちかいところに居たいなという想いが年々強くなってます。

建物だけでなく、庭や風景も合わせて考えたい。
想いと実験と実践をしていくのが、
また次の何かへと繋げていけますように。

ブラックベリー 黒くなると完熟「獲って食べて良いよ」というと子供が一番ちゃんと楽しむ

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