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マトリックス預言者のセリフが胸に響く

「汝自身を知れ」

「運命なんて信じちゃダメよ。人生は自分でコントロールする」

「あなたは既に選択しているの。そのことを今理解しなければいけないのよ。何かを成すためにここにいるんじゃないの。あなたがどうなるかの選択は先に済んでる。どうしてその選択をしたのかを理解しようとしてここにいるの。わかる?」


私が占いをあんまり好きじゃないのは、占い師が提示する"運命の奴隷"になっていると感じることがあるからだ。
私は、本当の自分に気づいたら、占いなど一切が無効化される(自分の視野から消える)のではないかと考えることがある。
また、占いとはマトリックスの世界を上手く立ち回るために何者かによって作り出されたものかもしれないとも思っている。そしてそれを"読み取った人"というのが預言者や占い師なのだろうか。
ふと疑問に思うのだが、なぜ占いはあれだけ"時間や場所の制約"を受けるのだろうか? 
どうして高度な宇宙論や占いは古代からあるのだろうか?
一体誰が何のために決めたのだろうか?
宇宙の建築者(アーキテクト)という存在を仮定すると彼の設計(プログラム)なのだろうか?
もしそうなら、何回目の設計(プログラム)なのだろうか?

白い髭のアーキテクト

この世界がもし本当にマトリックスならば、全てはリアルすぎる虚構になる。
君の喜びも、悲しみも、つらさも、出会いもすべて虚構ということになる。
私の生きてきた過去の経験も、意味があったかもしれないと思っている良い経験も虚構。
虚構ということは占いも当然虚構になる。

本当にそうだろうか?

もちろん答えなんかまったく出ない。

とても考えさせられる物語だ。

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