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心が壊れた時、何も無くなった

私は今年で25歳になる。
それまで、たくさんの挫折を経験してきた。
挫折を経験してきたからこそ、今の自分がいるのだが、改めて振り返ると、同級生よりも挫折経験は多いなと思う。

ざっくり私の人生を振り返るとこんな感じ。

幼少期:母親と不仲になる

小学2年生で不登校

小学4年・中学1年から高校1年まで
いじめにあう


社会人:いじめにあって、鬱になる

現在:障害の診断受けて、
若者食堂やしあラボの活動しつつ療養

その間、親に対しての不信感はもちろん、大人を信用しなくなったこともあった。
こうして心を何度も壊していった。
そして、何も感じなくなったのが2年前の初夏だった。

人間は極度の不信になると、何も感じなくなる。今はやっと感情が戻りつつあるが、まだ何も感じない時もある。

鬼滅の刃のキャラクター・栗花落カナヲが作中で親から虐待を受け続けた結果、何も感じなくなったのと、同じような状況だった。
感情の無くなった私は、喜びも悲しみも何も感じなくなった。心を完全に壊した証拠だろう。

今、少しずつ感情が出せるようになってきたが、以前の自分みたいに感情を人前では出し切れていない。
どこか冷めたような、無になるような感覚はまだ残っている。
私には無邪気という言葉は似合わないのだろう。

私にはパートナーと呼べる存在には出会っていない。将来、そんな人と出会ったら、果たしてその人を愛することが出来るのだろうか。
感情がなくなってしまった私を受け入れてくれるのか不安は尽きない。

それでも少しずつ、前を向いているのは確かである。いつか、カナヲみたいに自分の心の声に従って生きていけるようにしていきたい。

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