『ミギとダリ』『俺物語!!』『モノノ怪』視聴感想。
あんまり動けなかったので、ポメにうどん作ったりしてもらいながらアニメ消化してました。
『ミギとダリ』は『坂本ですが?』と同じ作者さんですよね。若くして亡くなられたかと。惜しい方だったと思います。
やっと最終回まで観ることが出来ました。
どうなることかと思いきや、最後はほっこり。
双子でも違う人間。それぞれの道を歩んでゆくのですね。
「風と共に去りぬ……っ!」
確か第一話、被っていた帽子が風に飛ばされた時、主人公を受け容れた夫婦の奥様が言い放った名台詞のインパクトよ。
え、そこでその台詞なの ( ゚Д゚)?
シリアスなのかコメディーなのか、良い意味で闇鍋みたいな作品でした。
あと、仮病で。
「脾臓が~!脾臓が痛い~!」
そんなピンポイントで患部は判らんと思うのよ、かれんちゃん。
面白かったけど。ツッコミが追いつかんの。
良いご夫婦で主人公たちには幸いでした。
家政婦のみっちゃん、何者だったのか未だ謎……大好きキャラ。
『俺物語!!』は、カラオケで火事が起きたとこまで視聴。
剛田くん。サイズ感バグる。
よくそんなに大きな手でガラケー使えるな、と感心しますよ。
砂川くんの声優さんは『ブルーロック』でも大人気キャラ。え~と。凪くんと同じ声優さん、島崎信長さんでクールイケボ。
でも、「めんどくさい」が口癖の凪くんより好青年ですよね。容姿も性格も頭も良い。
豪快で漢気溢れる剛田くんとは正反対タイプのイケメン、マブダチ!
大和ちゃんも良い子過ぎて泣ける、てか主要キャラが三人共に良い子過ぎて……「世界平和」を感じる勢い。
剛田くん。よく砂川くんのベッドの下に隠れること出来ましたね。
物理的に不可能だと思いました。
『モノノ怪』は【鵺】途中。
聞香が出ましたね。香を聞いて、それを当てる。ザックリ言うとそんな遊戯。特権階級ならではです。
知る香の名もあれば知らぬ名もあり。
「新伽羅」を、最初に音だけ聴いた時には脳内で「新キャラ」と変換されて困惑しましたよ……。
聞香の題材でも有名なのが源氏香。
以前、京都でお邪魔した角屋さんにも源氏香の意匠がありました。
その意匠を見れば、源氏物語のどの話だか判る(嗜みある人だけ)。
これはミステリーの謎、真相究明にも採用されます。
有名どころでは北村薫さん、恩田陸さん。
前者は殺人事件の紐解きに。後者は逢引きの符牒に。
それぞれの使い方が印象的でした。
気になる方は北村薫さん『遠い唇』。恩田陸さん『黒と茶の幻想』。
ご覧になってみてください。
只……源氏香の意匠を使われた方は、北村さん作品にしろ恩田さん作品にしろ、使い方がちょっと微妙で。
『俺物語!!』の剛田くんのようなカラッとした清々しさはありません。
画像は適当に自キャラ。えーと元を辿れば中世戦国、織田方に仕える忍び集団のサブリーダーくん。フェミニスト。